社会人16年目の春。異業種転職起業3回で感じるAfterコロナ後の世界〜第1回〜
社会人16年目。パンデミックな春を迎えて色々とこれからの社会を考えようと思う。2005年新卒でSMBC日興証券(当時・日興コーディアル証券)に入社。当時、第二次小泉内閣で杉村太蔵が議員になった時だ。神戸支店配属2日後『杉村太蔵みたいに言ってんじゃねーよ。この新人が!』と説教部屋で土下座させられたのを書いていて思い出した(遠い目)。
さて、社会人16年間の間に、僕は3回仕事を変えている。1回目はシンガポールでBBQ食材のフードデリバリー業。2回目は東京ベースで東南アジア/インドのスタートアップに投資をするベンチャーキャピタルファンドの資金調達業務。3回目は2回目の起業となる今の、AIとWebアプリケーション開発に特化したアフリカ・エチオピアでのオフショア開発会社だ。
職歴で書くと、謎すぎるキャリアなのだが、共通していることを自分なりに言語化してみる。上から目線なのはご愛嬌でw
・顧客、同僚は常に自分より圧倒的に優秀
・売り単価が比較して大きい(何と比較するかいう議論はここではしない)
・成長産業
・決済担当者との直接コミュニケーション、営業が好き。情熱を持てた。
これから業種が変わることがあっても基本的に方向性は変わらないような気がする。なので、これをベースに今後のAfterコロナ後の世界を考えていたいと思う。
特定の業種を中心にテレワーク(海外のWork from Home)が一般化していくなかで、思っていた以上にテレワークできるじゃんという認識が広がり弊社が行っているような海外で物事を開発するという文脈がさらに一般化していくと想像している(ポジショントークもある)。一方で人の動きは引き続き制限されていくと考えており、ヒト、モノ、カネ、という流れのなかで唯一ヒトだけが著しく制限され続けると踏んでいる。例えばこんな感じで。
新型コロナウィルスにはワクチンの開発しか根本的な解決方法は無い。最低でもあと2年はかかると言われる。この2年の間にヒトは変わる。ヒトが環境に適応するのは非常に簡単なので、この2年で過去の価値観が変わるかなと。
家で仕事できるようになるので、無能な中間管理職はすぐに炙りだされてくるだろう。ホリエモンはホワイトカラーの5割は要らないと言っているw
Edu-techの普及で、学校よりもリクルートが運営しているスタディサプリでいいんじゃね?みたいな。学校の先生下手すぎじゃね?ということに一部の生徒は気づく。それが全体の2割だとして、残り8割向けに、席に縛り付ける型の学校、塾というスタイルが定番化しそう。感染リスクはあるので、基本はVRで教えるような形で縛り付けるのではないかと推測する。
小売も、基本はEコーマス、店舗であってもアプリで注文&決済しておいて店頭では受け渡しのみ、車だったらドライブスルーで受け取るとか、UXが変わるだろう。
建築関係だが、不況になることも相まって住宅を除きかなりの打撃を受けそう。そもそも在宅ワークでいいんじゃね?というなかでオフィスビルの解約は一定程度あるだろう。3割とか。
とここまで色んな業種についてコメントしていこうかと思ったけど、時間がないことに気づいた。
結論から書くけど、自分が強みとする部分がどの業界に生きてくるかを改めて言語化していく必要があるなと。例えば弊社で言えば、改めてEコマース周辺の領域って伸びるなと思うし、強みを活かして取り組んでいくべきだねと。モノのグローバル化は人よりも早く改善されるからね。
ということでまた書きます。
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