YES or OFF という人生の大鉄則
某P○Gという会社に勤める友人が言っていたジョブローテーションで使われる言葉だったと記憶している。なので、既に情報は古いかもしれないし、伝聞の情報なので、出典にこだわりたいひとはこの文章は適さないかも。
この某社は米国系メーカーなのだが、ジョブローテーションが行われる場合があるという。ご存知の方も多いかもしれないが、外資系は基本的に部門別採用。なので、ある部門に採用されたら基本的にその部門で働きつづけることが前提だ。しかし某社は他部署への異動が会社から提案される場合があるという。もちろん元在籍部署からは事実上の左遷ではあるが、某社としては元在籍部署は”適していなかった”という判断のもと、人事は最善を尽くしより適した部署を探すという過程を経て、新部署へのアサイン提案を出すという。この判断がくだった時点で当事者はYES or OFF(退職)の選択をしなくてはいけないというのだ。
なんて合理的なんだろうかと非常に感心したのを覚えている。YES or NOではないのだ、OFFであると。最大限の誠意を持って善処したあと、この提案に対してもしNOであるならば、双方にとってOFFなのですよ、と。
この話を聞いて、僕は最大限自分の中で相手を評価をして、「これだけ考え良い方に捉えたいけど、やっぱり無いな」と思ったことについてはひたすらOFFをしてきた。それは最初にサラリーマンをやった日興証券がそうだったし、身近な人間関係でもそうだ。Facebookは1000人を超えた段階から定期的に変な投稿をしている人は友達リストから削除しているし、あまりの投稿内容のひどさにブロックしたこともある。
仕事でもあまりにテイカーな、自然体で人の時間を奪ったりする人、組織とは上手く距離を離し、OFFしてきた。
自分が相手に対して”思っている”ことは相手もそう思っている可能性が高い。
とはよく言ったもので、実際にOFFしても全く問題ないのだ。むしろ自分の人生において一番貴重な時間が奪われなくて済む。その時間を子どもとの貴重な時間、奥さん、愛する人達との時間に使ったほうがいい。幸せだ。
えっ仕事だったらしかたなくない?と思う人も多いが、実際にその多くは「思い込み」である。売上依存度が高い場合もあるだろう、往々にしてあるのが、糞なのは担当者であって、会社ではないケースもある。会社が糞な場合もあるが、その場合はそれを肥やしにして、より大きな売上先をつくればいい。
ということで、YES or OFFルールは全てにおいてオススメする。YESと思えなければ、OFFしていくしかないのだ。