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日記:Mouthwashingでイヤな後味を残されまくったりR6SでVが目覚めたりなどしている

 日記です。


仕事

 ここのところ仕事関係でとても参っていました。そしてそれがしばらく解決しない案件なのでまだまだ参り続けるのですが…。

 どう…ということはたぶん言っても面白くないし、解決することでもないのでざっくり書きますが、「う~んどうしよう」って感じの人といっしょに働いてて精神的につらいねぇといった感じです。
 前から悩んでいた「ものごとをうまくできない」という人との付き合い方は最近学びつつあり、自分の仕事をうまく捌きつつ空いた時間に少しずつできるようになるまで教え続けるということに慣れてきたし、本人もメキメキと成長してきてひとつ困り事が消えそうだったのですが……。
 というかまあ「ものごとがうまくできない」ってことはもともとおれもそんなに悪いことと思ってないですからね。そういう人と歩調を合わせながらクソ忙しい業務をどう片付けるかという板挟みの状況に苦しんでいただけで……。

 こんどは他人の悪口を本人の前で堂々と挑発的に言う人、というのに悩まされていてどうしたもんかと思っています。
 いつまで経っても年相応に社会性を身につけることが出来ない人、上下を決めて下と見た人間には何しても良いと思い込んでいる動物の行動基準で生きている人ってのがまあ世の中にはいるのですよね。おれは相手が互いを尊重できる人間だと信じて行動しているので、たまにいる動物の生き方している人と出くわすとギョッとします。自分よりずっと歳上だとなおさら……。

 人間たしかに溜まるものはあるので、まあ、本人のいないところとか、預かり知らぬところでdisるというのはアリだと思うのですが(おれも自分の知らんところでならナンボ悪く言われていてもいいですし)、相手を傷つけるようなことを目の届くところで……しかも毎日顔合わせる職場の同僚に堂々とする人はちょっとダメだろう、と……。

 ということをまあ、考えながら生きています。社会にはヤバい人がいっぱいいます。「この人マジで長い人生の中で他人にやってはいけないことを学べなかったん……?」みたいなヤバい人の面倒を見なきゃいけない立場になることもあります…。なっていますね。おれは。
 本質的に人の上に立つということが嫌いだし苦手なので上の立場の人間になりたくないんですが、日本型人事ってのはクソなので自分の担当の仕事で忙しいのに「他人の面倒見ろオメー」とだんだん言われるようになります。いまんところまだ耐えられますけど、辞めるか転職するかみたいなことも視野に入れてはいますね……。


Mouthwashingをプレイした


※ちょっとホラーなゲームなので怖いの苦手な人は再生しないでね


 嫌な気分のときに嫌な気分になるゲーム遊んでどうすんだよって感じなのですが、とても嫌な気分になるゲームを遊びました。非常に嫌な気分になれるいいゲームでしたね。

 乗組員もろともに心中しようとした船長により辺境の星に正面衝突し難破した宇宙船…という閉鎖環境で、徐々に尽きていく食料や酸素、そして何より人間関係の悪化や猜疑を目の当たりにする最悪のゲームです。マジでなんで今こんなゲームやってるの?おれは

 とはいえいいゲームでした。良質な作品であることには違いない。
 そうだな……。ネタバレしないように説明すると、質の高い鬱ゲーというか…。サイコホラー、というのが多分近いと思うんですが、個人的にはあんまりホラーというほど怖くはなかったかな。かわりに終始もったりとした重たい鉛のような空気が漂ってはいますが……。
 ドストエフスキーの罪と罰を読んでいい気分になる人はいないと思うんですが、人間の真理を描いた洞察力には感心しますよね。そういう良さがあります。めちゃくちゃ嫌な気分になりますが言っている事自体は本質を捉えていて納得させられる、文学的なゲームでした。


 とりあえずこの辺で皆さんが気になりまくっているカーリー船長について少し言及しておきますが、この包帯でぐるぐる巻きにされたグロいビジュアルの人はわりと良いこと言う人なので安心してください。見た目が怖いだけでそんなにやな人じゃないです。
 トラウマ級の外見のせいでビビった人もいると思うんですが、いろいろワケありでこんなんなってるだけなんで怖がらないでください。ゲームを遊ぶと「この人もいろいろあったんだなぁ…」と思うので…。


一見奇怪ながらわりとしっかりしているゲーム

 このゲームでは時系列が衝突前と衝突後を行き来し、少しずつ物語が進んでいくのですが、非常に巧みな筆の運び方でしたね。
 衝突後の時間軸でこんな出来事が起きて……というシーンから過去に飛んで衝突前に戻るのですが、そこで「その出来事は実は衝突前からこんな感じで予兆があったんだよ…」みたいな前後関係を教えてくれるのでわりとスッと頭に入ってきます。ちゃんと説明してくれるし意味のない回想がないわけですね。
 パッと見は変なゲームっぽくて「どうせ幻覚とかで何が起こったかわかんなそうなストーリーの雰囲気ゲーだろ!」と思いそうなんですが、全然そんなことなくてしっかり話の筋がわかるゲームでした。カーリーがなんでこんなトンカラトンみたいな姿になるようなことしちゃったの?といった事情もちゃんとわかります。


 人物描写もすごく丁寧で、「ああ、こいつらもこういうことに悩んで頑張ってんだな…」「こいつはいいとこもあるんだな…」と思わせる。だからこそ彼らがつらい目に遭うことで心が千々に引き裂かれそうになるんですよね。
 どうでもいいやつが野垂れ死のうがどうでもいいじゃないですか?でも彼らはちゃんとどうでもよくない人間臭さ、生きていて欲しいと思わせる部分があるからこそ暗い話に一段と艶が乗る。たいして稼げない仕事や人生、貯金がないことや人間関係で悩みながらも手探りで生きている彼らに遭難という無理難題がのしかかり、ついに壊れていく…。

 3時間位で終わる短いゲームで、あんまりキャラの深堀りはされないながらも余白を想像したくなるような、少しでも幸福であってほしかったと祈りたくなる凄まじいゲームでした。仕事のことでいろいろ考えているタイミングだったので、ちょうど自分にとっても他人事じゃないテーマでもありました。
 人を選ぶゲームではありますが、できたら多くの人にプレイして苦しんでほしいですね。おれもやったんだからさ……


レインボーシックスシージに復帰し始めている



 レインボーシックシージを久しぶりにやってます。最近はまたアークナイツとコラボしてたりで知名度がまた高まってるんじゃないでしょうか。

 実はこのゲーム、自分で言うのもなんですがそれなりの古株でして、前作レインボーシックスベガスも遊んでいたくらいでした。いちばん熱を入れて遊んでいた当時は初心者向け記事を書いたりしてたくらいなのですが、それを見て始めた周囲の知人がずっと継続して遊んでいるのにおれがしばらく休止していたせいで完全にスキルが逆転してしまいました。
 おれが周りに勧めて始めさせたくせに、復帰して遊ぶたびにすっかり過去の記憶を失って周囲にいまの環境を訊く立場になっているので、ちょくちょくMGS:TPPよろしく昏睡状態から目覚めたスネーク扱いをされています。


ンンーーーッ!!ンンンーーーーーッッ!!!


 このゲームはやること自体は単純で、攻撃側チームは爆弾解除装置を仕掛ける、ないしは人質を救助することで目的を果たすか防衛側を全員倒す。防衛側は人質を連れ出させないように守り切ったり爆弾解除させないで時間切れまで耐え忍ぶか、攻撃側を全員倒せばいい、というルールです。本当にこれだけなのでここを押さえておけばとりあえずプレイ動画や大会の試合配信で何やってるかだいたいはわかります。細かいことわかんないけどなんか守りやすく・攻めやすくしてんのね、みたいな。

 ただそこに絡んでくるのが、さまざまなアビリティを持ったオペレーターたち。敵の電子機器をジャミングしたり、相手の位置を探り出したりと個性豊かな能力を持っている。当然能力が特定のオペレオーターのカウンターになっていてジャマし合う関係などもあり、メタゲームになっているのですね。LoLなどのMOBAやオーバーウォッチなんかを思い浮かべていただくとわかりやすいかもしれません。
 たとえば上の方でTwitterに投稿していた動画の"Lesion"は踏むとスリップダメージを食らう毒針地雷を仕掛けることができる防衛側オペレーターで、ああやって敵が入ってきそうなところに投げて嫌がらせしたりとか、敵が踏んで作動した音で位置の割り出しができます。動画内では敵が大事なディフューザー(爆弾解除装置)を落としたので、そこにチクチク投げ込んで嫌がらせしてますね。
 そういったオペレーターがシーズンごとに調整されたり新規に追加されるので、環境がゴロゴロ変化します。2シーズンくらい離れてるともうなんもわかりません。ブランクどころの話ではない。オセロットから現在の情勢を聞きながらタンカーで移動するみたいな流れを復帰するたびに周囲とやっています。

 じゃあそんなややこしいゲームの何が面白いのか。
 知略を尽くして殺し合う緊張感、これですね。「この状況で今どうしたらいいのか」ということを頭フル回転させて心臓ドクドク鳴らしながら考え続け、少しでも勝ちの目を追い求める張り詰めた空気が、すさまじいほど殺意を研ぎ澄ませます。
 日常生活で敵を撃ち殺すために頭使うこと、ないでしょ?いるとしたら相当特殊な職業の方だと思うのでまあたぶんないということで話を進めますね。こういったそうそうやらないことをやる、ふだん使わない筋肉を使うというのか、闘争本能をむき出しにして競うという状況を意図的に作ることができるのが楽しいです。

 シージは頭を使う戦略的なゲームではあるのですが、ボードゲームのようにターンなどをもうけて静的に進めるのではなく、つねに状況が刻一刻と変化していく動的な戦略眼が求められるのが刺激的です。敵が2人運良く倒れて残り3人を5人で確実にボコろうという状況と、仲間がうっかり地雷を踏んで人数不利になったときにいかに逆境から捲れるかの状況では考えることが違う。そのときの情報や手持ちの道具からベストを考え出さなければいけません。
 さらにFPSですから、手業の上手さもあるに越したことはない。迅速に相手の頭をぶち抜けるエイミングスキル、反動パターンをうまく制御して当てるリコイルコントロールなんかも問われてきます。い、忙しい!!


 敷居が高そうに見えますが、おれも定期的にハイハイする赤ちゃんレベルの記憶になってやり直しているので意外と怖くないんですよ。気が向いたら皆さんにもやってみてほしいなぁと思います。
 ただまあ手に汗握るスパイシーなゲームなのは間違いないですね。こうしてたまにやりたくなる対戦ゲームのひとつです。


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