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物語の出だし

本を読むことに夢中になった頃がある

冒頭に夢中になるけど

物語の本題が始まると なんだか退屈に感じた

あんなに夢中になるのに なぜだろう

考えてみたら

主人公の日常が 描かれている部分が好き

ってことが 分かった

村上春樹さんの作品は 細かな主人公のこだわりに

読んでて ワクワクした

朝起きると 毎日同じルーティンで 生活する

そういうの憧れる

着々と 黙々と 時間をこなす、そんな展開が好きなのだ

でも大概 最初の数ページで 終わってしまう

非日常が始まると がっかりして

本を読み進めていく

どこかに 日常が続く物語はないか

探していたら みつけた

妹尾まいこさんの本だ

もう嬉しくて 読み進めたら

ガッカリした

ほぼ一冊 日常が続くのは 飽きてしまうのだ

腹八分目がいい ってことか…

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