未来の描き方
キャリアを考える時も、「どんな未来を作りたいのか」「何を成し遂げたいのか」をよく問われる。この問いを前にすると、私は答えに窮してしまう。なぜなら、それほど崇高な志を持ってはいないからだ。
この問いに易々と答えられる人々もいる。彼らは、理想を語るのが得意だ。自分では、「人々の暮らしをよくしたい。」などとは、口が裂けても言えないと思う。そして、理想を声高に語る人々には、どうしても踊るようなふわふわした印象を持ってしまう。それは多分、彼らの現状と語る理想の大きすぎるギャップに違和感を覚えるからだ。彼らの理想は、絵餅に見える。
自分はどうしても現実を見てしまう。私は、自分が何をできるのかを突き詰め、それを最大化することで描きうる未来を、理想として掲げたい。「地に足つけて高く跳ぶ」スタイルで未来を創っていきたいと思う。