ひとりではない安心感を。
北海道へ出張ゲーム会に行ってきました。
札幌でボードゲーム会2回と、トランスフォーメーションゲーム®︎2days、
旭川でトランスフォーメーションゲーム®︎1day。
とっても濃厚な1週間でした。
まずは、札幌ボードゲーム会。
急な告知にも関わらず、昼夜合わせて8名の方があそびにきてくださいました。なかには車で2時間かけてきてくださった方も! 感激。
ボードゲームが初めての方がほとんどで、1ゲーム10分ほどの簡単なものをチョイス。なかでも『クラウン!』は、サイコロを振るだけで、お腹をかかえて笑いました。
初対面でも、一瞬で打ち解けるボードゲーム。
やっぱりいいですね☆
翌日は、トランスフォーメーションゲーム®︎2days
寝泊まりも共にする、ゲストハウスを貸し切っての、まさに合宿ゲーム!
みなさん、会場に来る前は緊張していた、とお話しされていました。
そりゃそうですよね。初めて会う方に、自分のことをオープンに話す。
しかも2日間! それをしに来るとわかっていても緊張します。
でも、うれしいことに、
「チョモさんの超自然体な雰囲気で安心しました。」
と、言ってくださる方が多いのです。
自分でも、どんな人でも壁をつくらないのタイプ、と認識しています。
(人によっては、偉そうと感じることもあるかもですが、、、)
それが、ボードゲーム ファシリテーターとしては、プラスに動いてくれてるかなっ。
さて、ゲーム®️のはなしに戻します。
2日間ということで、いつもより1マス1マス時間をかけてワークを。
ゲームを進めていくうちに、みなさんからの共通ワードが出てきます。
それは”家族”。
幼少期に親から言われたこと、されたこと。
それが大人になった今でも影響していると、紐とかれていきます。
振りかえることは楽なことではないけれど、そこにしっかりと向きあって、前に進んでいくのがこのゲームの真髄です。
育った環境がちがっても、不思議と共感することが多いのがこのゲーム。
みなさん自分のことのように、耳をかたむけてくれます。
(その光景がほんとうにあたたかいです。)
2日目に入ると、4人がひとつのチームかのように、ほぼ同タイミングでレベルアップしていきます。
そして見事、ゴールした方も!(このゲームは滅多にゴールできません)
その瞬間に立ちあえたことに、ぼくも鳥肌が立ちました。
ゲーム®️終了後のみなさんのようす。
この笑顔をみると、心の底からやってよかったと感じます。
1日移動日をはさんで、旭川で1dayゲーム®️
まず会場について感じた、建物のたたずまい、少し冷んやりする気温、コンテナハウス、透き通った空気、大きな窓からみえる景色、、、
どこかでみたような、、、
そう、フィンドホーンにそっくりだ!
ちょうど1年前、ファシリテーターのトレーニングで3週間過ごした、あの場所がよみがえってきました。
まだゲーム®️が始まる前から、すごいゲームになるな、と胸が高まるチョモ山。
その思いとは裏腹に、ゲームは静かにスタートします。
自分は何がしたいのだろう、どこに向かいたいんだろう。。。
少しうつむき加減なみなさん。
そこから、あるひとつのシェアから、ゲームに広がりをみせていきます。
それは、”仕事を辞めた後、誰にも会いたくない時期があった” 経験でした。
ほんとうに自分がやりたいことなんなんだろう。
悩んだ末、そこから脱した経験が、ほかプレーヤーにも響いていきます。
ゲーム終了30分前。
溜まっていた涙があふれ出たかのような、「世界恐慌」のカードが出てきました。
そして、最後のプレーヤーが「奇跡」のスクエアに止まり、
全ての涙を取り除く展開に。前半あれだけ静かだったゲームが、ジェットコースターのように動いた瞬間でした。
だれでもつらい時はあるけれど、必ず涙が取れるときがくる。
それを全部自分でやる必要はない。
きっと誰かが助けてくれる。
そんな安心感をゲーム®️が教えてくれました。
どちらのゲームも、集まるべくして集まった4人。
もっと先がみたい気持ちもありましたが、
この余韻を残すもの、このゲーム®️の良さかもしれません。
最後に、今回のツアーを企画いただいた魔法学校さん。
きめ細やかなフォロー、ほんとうにありがとうございました。
また北海道行きたいなぁ。