カリビアン入院記 : 3日目
夜中2時半ごろからゲホゲホが止まらず、まともに寝られない。採血スタッフが部屋にガチャっと入ってきて、もう5時なのかと気がつく。全然寝てないぞ…。
7時ごろまでゲホゲホしたりうとうとしたり。母親から電話出来る?とLINEがあったが、眠すぎてちょっと放置してしまう。
8時ちょっと前にコーヒーと紅茶。持ってきてくれる女性スタッフ(たぶんかなり若い)が、あなた日本人?と。そうだと答えるとニコニコしながら、手を振って出ていった。
朝ごはんも到着。
クロワッサンは…正直今まで食べたパンの中で1番美味しくなかった。フルーツがあるだけ嬉しい。
昨晩の抗生剤点滴の激痛について、HAさんにメールで相談。かかりつけ医に連絡を取ってくれて、今夜は十分に希釈してから投与してくれるとのこと。痛くないといいな。
ひたすら読書、動画、読書、動画。
思い立って久々にYouTubeの中川家チャンネルを見てみる。わたしはお笑いが、中川家が大好きだ。最新のおばちゃんとおばちゃんのコントで、病室で声を出して笑ってしまった。最高。
そうこうしてるうちにお昼。
茶色い豆ご飯はこの国ではど定番で、なかなか美味しい。美味しいが、油分も塩分も多いので半分しないでギブアップ。もも肉も美味しかったが、こちらも半分ほど。なんせ大味なのだ。
HAさんから聞いて仰天したのだが、この病院食、なんと新生児からお年寄りまで同じメニューだそう。…ほ、ほんとに…? 新生児や乳幼児は、付き添いの大人が食べればいいじゃない、という考えらしい。なんか色々と凄すぎる…。
夕方、夫と娘来訪。みかんとバナナを持ってきてくれる。ビタミンありがたい。
夕飯を外で食べると言って帰っていった。
夕ごはん。
それにしても、チーズがよく出る。スーパーではスライスチーズに始まり、塊のチーズもさまざまな種類が売っていて、一つ一つのパッケージ内の量がすごく多い。私が料理に使うと、サンドイッチに挟むとか、サラダに小さくちぎって混ぜるとか、トッピングにするとかの程度なのでいつも使いきれずにいて、一体この国の人たちはどうやって食べてるんだろう…と思っていたのだけど。そのまま、おかずの一品としてガッツリと食べるんだな。この夕飯のスライスチーズだって、5枚重ねで出てる。
今夜もやってきました、抗生剤点滴。
やっと、やっと痛みゼロの快適な点滴だった涙
初めから希釈していただきたかった…でもこちらの希望がちゃんと通って、その点はホッとしたかな。
今夜はちゃんと眠れますように。
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