EQが不足している状態とは?
前回の記事を書いてから、大分時間が空いてしまっていました・・・。
これからは遅々としたペースになるとは思うのですが、少しずつ日々の活動についても書いていこうと思います。
自己紹介にも書いているのですが、私は2019年からEQについての学習を続けており、6seconds認定 (上級)EQファシリテーターであったりもします。という訳で、今回はEQ編をお届けしたいと思います。
EQとは何か
EQは、正確には「 Emotional(情動・感情) Intelligence(知能) Quotient(指数)」 であり、Emotional(情動・感情)なIQと表現することもできます。一言でいえば、「感情を知的に活用する能力」です。学術的にはEIと呼ばれていますが、ジャーナリストが「もはやIQの時代は終わった、これからはEQの時代である」といった IQ vs EQ の分かりやすい対峙の構図として用いたため、EQという呼び方がポピュラーになっています。
詳しくはシックスセカンズのこちらのページをご覧下さい。
EQの位置づけ(私の所属会社の場合)
私が所属している会社においては、リモートワークにおいて、毎日のコミュニケーションでslackやZoom等のツールを介してコミュニケーションが行われています。
そのような状況においては、対面でのコミュニケーションよりも相手の感情や状態を感じ取る力が一層求められますし、チームや顧客との信頼関係を築くには、自らの表現や行動が周囲の感情にどのような影響をもたらすかも理解して表現内容を調整していく必要があります。
EQの開発プロセスを体験することは、自らが相手に対してどう振舞うかを考え、適切に調整するトレーニングでもあり、対人関係を良好な状態に保つための能力開発として重要であると位置づけています。
このような背景から、EQを内包する内容でセルフサイエンス研修が継続して開催されており、新入社員からPMまで希望者が誰でも受講が可能な状態になっています。
私もその活動のサポートをしているのですが、ある日代表から「オープンハンドブックにGitLabのようにEQの位置付けを定義して載せてくれ」との依頼がありました。
GitLabはどんな内容で書いてるのかな、と思って見てみたところ・・・、
・・・メッチャまとまっておる・・・・・!!
これはハードル高しやで・・・とは思いつつ、とりあえず書き出してみるべ、といろいろ調べる中で(適当なことはかけないので)、EQが不足していると現れる11の兆候がまとめられていたのがこちらです。
EQが不足していることを示す兆候
トラヴィス・ブラッドベリーは、EQが低い人には次の11の兆候があると述べています。
日本語訳は私によるものなので、ニュアンスなど違っていたらご容赦頂きたいのですが、不毛な感情に囚われ、感情に振り回されるような印象を受けます。しんどそうですよね・・・。
EQが不足している場合、自分の感情のコントロールに苦労したり、自らを励ましたり動機づけたりすることがうまくできないといった問題を抱える可能性があります。
また、人間関係をうまく構築することが出来ず、同僚や周囲との人間関係の問題を解決することが難しくなるかもしれません。
あぁ、感情的にしんどいなと感じるような時、自分の感情が私たちに伝えようとしているメッセージを受け取ることが出来たら、別の選択肢の可能性を見出すことが出来たら、自分がどうありたいのかということにより意識的であることができたら、状況をより良いものに変化させることができるかもしれません。
EQの開発は簡単ではなく、時間とコミットメントが求められますが、IQと異なりトレーニングすることで誰でも開発可能な能力です。
ご興味のある方は、EQアセスメントを受検して今の自分のレベルを知るところから始めてみても良いかもしれません。
さて、私がどのようなオープンハンドブックの内容を書いたのかは、然るべき機会があればご紹介したいと思います・・・!
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