当座預金、普通預金、定期預金
普通預金
私達が使っている預金は、普通預金や定期預金です。
普通預金は、いつでも引き出せる代わりに、利息は低いです。
定期預金は、期間が終わるまで引き出せませんが、利息は高いです。
普通預金は、勘定科目『普通預金(資産)』として扱われます。
「普通預金口座から引き落とされた。」などと記載されていたら、この勘定科目を使いましょう。
定期預金は、勘定科目『定期預金(資産)』として扱われます。
滅多に出題されないのですが第144回に出題されたそうです。
「定期預金」という言葉があったら使いましょう。
・資産の増加→仕訳は借方
・資産の減少→仕訳は貸方
当座預金と小切手
当座預金に利息はつきません。
しかし、当座預金は小切手や手形の支払いに使うことができます。
→つまり、小切手ときたら「当座預金」と覚えましょう!
小切手を受け取った時(他人振り出しの小切手)は、『現金』の増加として仕訳しました。
受け取った小切手は、すぐにお金に換金できるからです。
一方、自分が小切手を振り出した時は、
最終的に自分の当座預金から差し引かれるので、勘定科目『当座預金(資産)』の減少として仕訳します。
また、当座預金にお金を預け入れた場合は、『当座預金(資産)』の増加として仕訳します。
・資産の増加→仕訳は借方
・資産の減少→仕訳は貸方
『当座預金』が増えた時
借方 金額 貸方 金額
当座預金 ○○○ △△△ ○○○
『当座預金』が減った時
借方 金額 貸方 金額
△△△ ○○○ 当座預金 ○○○
複数口座を開設している場合の管理
例えば、三井住友銀行とみずほ銀行の両方の口座を持っているパターンもありますよね。
その場合、勘定科目に銀行名や信用金庫名をつけることもできます。
(例)普通預金みずほ銀行 / 定期預金三井住友銀行 / 当座預金三菱UFJ銀行