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モビリティー革命2030年~自動車産業は面白い時代へ突入

20世紀の自動車社会から21世紀はモビリティー社会へなりそうです。
モビリティー社会の特徴は、
利用・共有の社会、シェアリングエコノミー、プラットフォーム・イノベーションが起こり、
IT巨人のディスラプターが台頭しそうです。
21世紀は、社会課題を解決しつつ、ユーザーへの価値提供と経済産業への貢献を維持していく社会となりそうです。

アフターサービス需要は、自動運転技術により2030年には3~4割ほど低くなると予測される。
カーディーラーはコミュニティハブとして、
リアル店舗の体験価値を提供していくことになる。
コトづくりである。
移動手段を創る楽しさを体験できる場所を提供する。
自動車の販売・メンテナンスはバーチャルな世界に移行して、
地域に根差したメンテナンスサービスプロバイダー化を目指す。

自動車保険の対象は次の4つと考える。
1.従来どおり
2.自動車は共有するが、車両の運転者に掛ける個人向け保険
3.ユーザーか自動運転車を保有する、個人向け自動車保険
4.自動運転車両の共有により法人向け自動車保険

自動車ビジネスの変貌
1.パートナー(How)はコラボレーションへ
2.提供価値(Why)は、動く何かを情報・エネルギー・新モビリティーから提供、
3.差別化要因(How)は、コト、経験価値・データ・サービス提供するヒトへ、
4.収益モデル(How much)は、エコノミーを捉えること、
5,顧客セグメント(Who)は、商用車、大衆車、電車等、
6.顧客との関係やチャネルは、BtoBtoCのサプライチェーンのどこに入るか。

自動車ビジネスに求められる5つのパラダイムシフト
1.顧客がドライバーから生活者へ、生活者から社会へ
オーナー兼ドライバーから
シェアリング乗客、
人流、物流、地域社会の利便性や幸福度、
国家ビジョン貢献へビジネスが拡大する。

2.提供価値が車から動く何かへ
オーナー兼ドライバーの移動から、
生活者・社会のカーシェア等、
情報の生活体験、都市情報マネジメント、
エネルギーへと価値が拡大する。

3.差別化要因がモノからコトへ
モノの製品、品質、デザイン、ブランド、コストから
コトのUI、UXへ価値がシフトする。

4.収益モデルがアウトプットエコノミーから異なるエコノミーへ
価値は経済的便益と社会的便益へシフトする。

5.自前主義からコラボレーションへ
水平分業による協創時代になる?

自動車産業の創造への構え
1.枠にとらわれないビジネス発想
2.新しい製品価値つくり
3.コトづくり・データドリブンでの経験価値を創造するアイデア力
4.ステークホルダーを含めた対価を最大限に享受するマネタイズ力
5.シナジーを実現するコラボレーション力

最後に
クレイトン・クリステンセン著イノベーションのジレンマをどう乗り越えるのか?
未来を掴みにいく。