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MaaS~モビリティ革命の先にある全産業のゲームチェンジ

モビリティ社会を徹底的に学習することになりました。
本を大量に読んで言語化していきます。

MaaS~モビリティ革命の先にある全産業のゲームチェンジは良書でした。
今後のMaaS理念を語る上でバイブルとなる本になりました。

MaaSとは、
マイカーと同等かそれ以上に魅力的なモビリティサービスを提供し、
持続可能な社会を構築していこうという
全く新しい価値観やライフスタイルを作り出していく概念です。

Mobilityは、動く側を視点とした需要家目線の利用者ニーズの視点。
Transportは、運ぶ側を視点とした供給者目線の製造者ニーズの視点。
トランスポートからモビリティは、
オーナーシップからユーザーシップへ。
オーナーの特権や排他権に支えられたモノづくりの発想から、
ユーザー側に軸足を置くMaaSの発想を優先する。
そうでないと、モノづくり自体が生き残ることが難しい。
個人の効用を追求した結果、
車中心の街や社会から自動車産業が発展し、
雇用を生み出した。
しかし、大気汚染や騒音、社会格差を生み出した。
MaaSは、
車中心の所有から利用の社会、人間中心の街や社会へシフトする概念。
経済的な繁栄と社会課題の解決両立に取り組む。
モビリティサービスは、
移動の制約をなくすことから、
人の外出や移動を促す。
結果、往来に人を戻り、
地域が賑わい、地域が潤う。
お金が回り、持続可能な豊かな社会を実現する。

まとめ
MaaSは、
街の現実空間とICTの仮想空間を
高度に融合させたシステムにより、
経済的な繁栄と社会課題の解決両立に取り組む概念です。