ヒトを幸福にする知覚力
ヒトは、
世界を知覚し、思考し、行動します。
思考や行動は意識をすることができます。
しかし、知覚は意識することが難しい力です。
知覚とは、
自分を取り巻く世界の情報を既存の知識と統合しながら解釈する力です。
目の前の情報を受容し、解釈を施します。
この知覚が狂うと、
思考と行動に障害が生じます。
では、この知覚を世界を生きる上でより良い(幸福)にしていくにはどうすれば良いでしょうか?
知覚を磨く方策は3つあります。
1.関連付ける知識を増やす(WHATを増やす)
2.知覚の根拠を問う(WHYを問う)
3.見る/観る方法を変える(HOWのバラエティを増やす)
ヒトの視覚システムは、学習したイメージから90%の創造物を作り出します。
幸福になるための知覚をするには、学習経験(知識)を増やすことが前提です。
知識を増やした前提で、知覚の根拠を問います。
この知覚は世界を良くとらえているのか?幸福へつながっているのか?
もし、知覚の違和感がある場合、再度、関連付ける知識を増やしていく必要があります。
最後に、目的を限定せず、純粋に世界を見る/観るように心がけます。
世界の見方はいつも主観です。
主観であるのであれば、より良い世界観と幸福になるよう見た方が良いからです。
ヒトは世界を90%学習したイメージから創ります。
われわれの人生を幸福であると捉えて知覚していきましょう。