モビリティ社会
現代日本における車中心社会から
2025年を起点に人間中心社会へ変わろうとしている。
その、最たる例がウーバー。
タクシーがスマホ一つで自分の居場所まで迎えに来てくれる。
運ぶ側の視点で道路交通を設計していたものが、
動く側の視点で街を設計するようになる。
自動車所有社会から個人ニーズに適合したモビリティ利用社会へと変化している。
ユーザー視点、都市視点でモビリティを最適化する。
モビリティによる変化のポイント
①移動のパーソナライズ化
個々人のニーズに合わせた移動手段のアレンジ、新たな移動需要の創出。
②都市交通の全体最適化
モビリティの統合。
③都市や場所の再定義
空きスペースの活用、不動産、賃貸。
モビリティ社会の中で、モビリティと融合しそうな産業
①エネルギー
交通サービス、物流サービスとともに、車がEV化し、エネルギーを貯蓄、配送する。
②保険サービス
自動運転事故、配車ドライバー事故の保険。
③医療・介護・保育
交通との統合、人の生活、都市機能を成す。
④金融・フィンテック
決済機能、融資、出資、ダイナミックプライス、利益分配。
⑤不動産
地価上昇、ニーズに応じて土地の価値向上、賃貸物件のモビリティのサブスクを付帯。
⑥観光業
ワンタイム移動をパッケージ化し、予約、決済検索、効果的な体験の創出。
⑦小売り・コンビニ
分散型集配センターを拠点に移動販売車でブランディング、個々の健康状態等パーソナライズされた商品販売
⑧エンタメ
仮想的な位置情報ゲーム、イベント開催。
まとめ
モビリティは、
交通領域定額制、交通サービスのパッケージ化の社会へ向かう。
新たな事業として、
モビリティ+不動産、エネルギー、エンタメ、小売等をパーケージ化して、
プラットフォーマーとしてモビリティ革命を起こす可能性がある。