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論語~ 八佾(はちいつ)第三
論語は、孔子が弟子と問答した内容を、
孔子の死後に弟子が書物(20編512文)として残したものです。
20編毎に解説をしていきます。
第三編の八佾(はちいつ)とは、礼楽の行列の名前のことです。
孔子は、器の大きい人の考え方を説いています。
1.身分に応じた振る舞い
上に行けば行くほど分をわきまえた自戒をする。
2.天子のみに許されたことをしない。
3.礼楽の根本は仁である。
地域に根付いた儀礼と文化を受け継ぐことが仁者である。
4.礼の根本は真情である。
5.君主を敬うこと。
6.礼や身分を知ること。
7.君子は人と争うことなし。
立派な人間は争わず相手とあいさつを交わし譲り合う。
8.教養を積んだ後に礼を身につける。
10.誠意あるのみ。
12.祭りは自ら心を込めて行う。
13.天に対して罪を犯さず。
いったん自分の口から出た言葉には、きちんと責任を持たなければいけない。
17.礼を重んじよ。
年長者に礼を尽くすこととおべっかを使うことは違う。
19.礼と忠を以ってす。
20.感情でも調和が大切。
25.美を尽くして善も尽くす。
26.人の上に立つものは寛容、礼法、敬意、悲しみの精神。
ミスには寛大に、有頂天には釘を刺す。
まとめ
第三編の八佾とは、
器の大きい人の考え方を説いています。
立派な人は礼節を重んじ、争わず。
社会における調和を保つ。
「分を分きまえ、礼を分きまえ、人の器を大きくしましょう」
と論語の八佾第三は説いています。