日本の都市の分類フレームワーク
日本は2015年から人口減少し始めた。
現状の日本の都市がどのような状態なのかを客観的に知りたく、
日本の都市構造を理解するためのフレームを調べた。
調べた結果、
都市毎の人口分布、人口密度、7つの分類に分けるフレームが分かりやすいことが分かった。
日本の自治体数は約1700、約1億2800万人が暮らしている。
この現状から、地方創生、地域活性、都市活性の打ち手を考えていきたい。
■都市毎の人口分布(都市数比率/人口カバー率)
1.数百万人規模(0.7%/22.5%)
東京23区、横浜、大阪、名古屋、札幌、神戸、京都、福岡、川崎、さいたま、広島、仙台
2.数十万人規模(71.4%/75.6%)
八王子、千葉、船橋、相模原、新潟、浜松、岡山、川口、熊本、北九州など
(30万人が百貨店や救命救急センターなどの街としての高度機能を揃えられる)
3.数万人規模(28.0%/1.9%)
三重県尾鷲市
■都市毎の人口密度(都市毎の分類)
1.10000人/km2以上(過密型大都市)
東京23区
2.5000~10000人/km2(過密型大都市、ベッドタウン型)
大阪市、川崎市、横浜市、名古屋市、さいたま市等
3.2000~5000人/km2(ベッドタウン型、地方中核都市型、大陸系大都市型)
福岡市、神戸市、京都市、札幌市、仙台市、広島市、
川口市、町田氏、豊中市、尼崎市、一宮市、岐阜市等
4.1000~2000人/km2(地方中核都市型、郊外・地方住宅地型)
大多数の自治体
5.~1000人/km2(郊外・地方住宅地型、大陸系地方都市型、過疎地域)
地方
■都市毎の分類
1.過密型大都市
人口が100万人以上、かつ、人口密度が5000人/km2以上
東京23区、大阪市、川崎市、横浜市、名古屋市、さいたま市
2.大陸系大都市
人口が100万人以上、かつ、人口密度が5000人/km2以下
福岡市、神戸市、京都市、札幌市、仙台市、広島市
3.ベッドタウン
人口密度が2000~3000人/km2以上で1.または2.に隣接している自治体
川口市、町田氏、豊中市、尼崎市、一宮市、岐阜市等
4.地方中核都市
人口が約30万人以上、かつ、人口密度が1000人/km2~約3000人/km2で1,と2.の大都市圏とは独立した場所に立地
那覇市、熊本市、和歌山市、倉敷市、久留米市、宇都宮市、松山市、新潟市、高松市、高知市、鹿児島市、長崎市、前橋市等
5.大陸系地方都市
人口密度が1000人km2以下だが人口規模が約10万人以上の都市
金沢市、大分市、岡山市、福山市、高崎市、宮崎市、浜松市、静岡市、旭川市、豊田市、長野市、郡山市、秋田市、富山市等
6.郊外・地方住宅地
人口が30万人以下、かつ、人口密度が約100人/km2~2000人/km2の都市
7.過疎地
人口規模が約10万人以下、かつ、人口密度が100人/km2の地域