会話能力を向上する
コミュニケーションの技法のユニバーサルトークについてまとめます。
ユニバーサルトークとは、誰にでも通じる話し方という造語です。
共感、再構築、一緒に結論や認識を作り上げていきます。
ユニバーサルトークを武器にするための戦闘思考力を鍛える。
戦闘思考力とは、言い返し能力、分析能力、考察能力、発想のことです。
言い返し能力とは、譲許、相手の盛り上がり、立場から内容を選択する能力のこと。
分析能力とは、複雑な状況、要領を得ない説明を整理する能力のこと。
発想能力とは、ミクロ・マクロな視点で回答案を導く能力のこと。
戦闘思考力はギアの概念を意識して使う。
ギアとは、すぐに反応するトップギア、自分なりの空気感・共感を作るローギアがある。
戦闘思考力の強さとは、強く頼れる自己、トップギアの思考力、どんな価値観にも合わせられる応用力を持つことと定義する。
強く頼れる自己とは、自分の正しさの軸をぶらさないこと。
なぜなら、相手の意見を守ってあげるためにも主体をブラさないため。
どんな価値観にも合わせられる応用力を持つため、口数を多くして楽しませること。
トップギアの思考力を使う際の5つのルールがある。
1.勝たない(相手は負かされた相手を許さないため)
2.答えをつくる(協力するのが会話だから)
3.相手を負けさせない(感情的に勝たせてあげる)
4.相手を笑わせる(初歩的な気づきを考えるため)
5.悩ませない(一つの答えをつくるためにリラックスする)
6.すっとさせる(相手をマッサージする感覚)
会話の理想とする話の流れは次になる。
ユニバーサルトークの目的は、何かの疑問に対してさらに面白い問いを重ねること。
1.やりとりする(会話を長く続けるためにストローク数を多く打つ)
2.カスタマイズする(相手の世界観に合わせてあげて自分は勉強する楽しさを味わう)
3.共感する(相手を100%受け入れておくことをしないとルールを守れない)
4.変換する(そこそこ全員が勝てる答えを導くために視野フレームを広げる)
5.教養とリンクする(知識ではなく教養を会話にリンクする)
6.創造する(相手と一緒に答えをつくる)
ユニバーサルトークをすることは頭を強くすること。
頭が強いとは、応用力があること、強く頼れる自己を持つこと、考え続ける問いがあることと定義する。
ユニバーサルトークを高めるためには、頭に負荷をかけ続ける、逃げないこと。
ルールを守り、話の流れに則り、ユニバーサルトークをすることで、
会話能力を鍛えることができる。
感性は論理で構築したユニバーサルトークの最後にトッピングするものと認識する。