
ハナマメはYEBISUで遊ぶ
保護猫から家猫になって早、1か月半。
すっかり我が家の家族の一員となった。ところが苦手なことがひとつある。

メイ(♀)
3年前の6月、娘が独居老婦人のお宅から保護した。ご婦人が入院したのをきっかけに放置されていた。訳ありのメイちゃん。来た頃は家族にも先住猫のシマ(♂)にもシャアシャアと威嚇して部屋の隅にうずくまる日が続いたのだが。

シマ(♂)
彼は12年前、我が家の庭にフラッと現れた。
それから毎日、お腹を空かせてやってきた。当時我が家には、2匹の白猫がいたので、家猫にするのにずいぶん迷ったが、彼本来の人懐こさとアピールに負けた。
メイが来たときは、2匹の白猫は虹の彼方へ昇天していたので、威嚇したり、されたりしながら慣れていった。
今ではベッドで一緒に昼寝もする。
そんなふたりの穏やかな毎日が、ハナマメの出現で脅かされることになった。と、思ったが何のその。
シマとハナマメは、一緒に「ちゅーる」をする仲になった。
ハナマメはメイに怖い顔で威嚇されっぱなしだ。
ハナマメはメイちゃんが苦手なのだ。だからYEBISUに潜り込んで憂さを晴らしているのだ。