ラジオ深夜便
昴
チャンピオン
陽はまた昇る
帰らざる日々
忘れていいの~愛の幕切れ
キープオン
いい日旅立ち
さらば青春の時
昨日深夜3時からの「心の歌」はこの10月に逝った谷村新司の特集だった。
野太い張りのある声と説得力のある歌唱に浅い眠りから全開した。
楽曲を丁寧に聞いていると、言葉のひとつひとつが、選ばれた美しいフレーズになって、今更ながら思いを深くした。
未来に向かうものの夢や希望を紡ぎ、
失意の中にいるものを悼んだり、優しさで包んでくれる。
「アリス」であった頃、彼を知ったのは子育ての真っ最中で、自身のことを考える余裕もなかったが、それからの長い人生の道のりの中で、
どれだけ慰められ、励まされ、勇気をもらってきたことか。
同じ思いの方はたくさんおられると思う
この1月のインタビューでは「アリス」としてこれから10年コンサートツアーをされると話しておられた。
始まる目前、病に倒れた。
残念でならない。
「夢のその先」という楽曲を作られ、夢のその先には何があるんでしょうと聞かれたときに「夢のその先」にも夢がある。
と答えたそうだ。
同じ年代の古いファンにも、若いファンにも夢をくださった。
歌は残るけれど、存在がなくなったのが限りなく寂しい。
82歳になるまで歌い続けるんだ・・・と言っていた彼は虹の橋の向こうで
何を思っているのだろうか。
ヘッダーの画像はクリエーターのとこひよさん
のをお借りしました。
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