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デザイナーのカナダ大学留学体験記 Vol.1【1-2ヶ月目】

Web/UI/UXデザイナーとして5年間の経験を積んだ後、現在カナダの大学でUI/UXデザインを学んでいます。留学生活の中での感情や得た学びを記録し、これから留学をする人にどんな生活になるのか、どんな困難があるのか等を知れる良い機会になればと思っています!


2024年4月【1ヶ月目】

ホームステイであった不運

最初の1〜2ヶ月はホームステイを予定していましたが、到着してから数日で、「ここには長くいられない…」と直感しました。理由は、どうしてもホストファミリーの食事が口に合わなかったからです。3日目で食事をやめてもらうようお願いしました😭
食事が全然進まず、毎晩のようにサブウェイのフットロングサンドウィッチとT&Tの寿司に助けられる日々でした…これが続くのは無理だと悟り、到着からわずか4日目にして、1ヶ月でホームステイを出る決断をしました。

しかし、これが少し厄介な問題に…。元々2ヶ月の契約だったため、ホストマザーに1ヶ月で出る旨を伝えたところ、「最初からそう言ってくれたらよかったのに」と結構怒られてしまい😭
英語でのコミュニケーションが慣れず「Sorry…」としか言えず、その場は苦笑いで切り抜けましたが、内心は焦りと申し訳なさでいっぱいでした。
さらに、シャワーは5分以内というルールがあったり、T&Tで買ったニンニクの効いたイカ焼きを食べていたら「臭すぎる」と怒られるなど、文化の違いに直面することも多々ありました。正直、このホームステイでの思い出はあまりポジティブではありませんでしたが、今となっては笑い話です。もしもう一度選び直せるなら、シェアハウス探しに1ヶ月を充て、ホームステイは1ヶ月で十分だったと思います。

コミュニティに参加して得たもの

留学初期は何もかもが新しく、孤独感を感じる瞬間も多かったです。そんな中、ITコミュニティ「Frog」のイベントに参加したことで、多くの情報を得るだけでなく、同じような境遇の仲間と出会うことができました。特に最初の1ヶ月は、こういったコミュニティに積極的に参加することが重要です。現地の文化や生活に慣れるための情報収集だけでなく、友達作りのきっかけにもなり、孤独感を和らげる手助けにもなりました。

オリエンテーションで出会った友達とは今でも一緒に出かける仲になり、彼らのおかげで新しい環境にスムーズに適応することができました。このような人間関係がなければ、カナダでの生活はもっと大変だったかもしれません。

参加したイベントには次のようなものがあります!

コミュニティ参加のポイントは、初対面でも遠慮せず話しかけることです。英語が拙くても、思い切って声をかけることで新しい繋がりが生まれますし、そこから有益な情報やアドバイスを得られることも多いなと思いました。

参加していたり、気になったコミュニティ一覧

  • 自分も参加しているITコミュニティ

  • バンクーバーのデザイナーコミュニティ

  • 日本語の英語のランゲージエクスチェンジイベント

  • バンクーバーに来たばかりの日本人向けイベント

https://www.instagram.com/vancouver_mingle/


2024年5月【2ヶ月目】

ホームステイからシェアハウスに移った話

ホームステイ生活での苦い経験を経て、早急にシェアハウス探しを開始しました。到着してからわずか4日目には物件探しを始め、1週間後には新しいお家が決まりました。探す際には、主に以下のサイトを活用しました。

応募する際には、単に「部屋は空いてますか?」だけでなく、名前や職業、通う学校、希望する契約期間などの詳細情報を伝えると、返信率が高くなります。この時、短期間で多くの物件に応募し、返信があったらすぐに対応することがポイントです。

学校が始まって感じたこと

授業が始まると、想像以上に忙しい日々が待っていました。特に課題が多く、計画的にこなさないとすぐに遅れてしまいます。クラスメートとの会話やオフィスアワーへの積極的な参加は、学びを深めるために欠かせないと実感しました。前の席に座ることで先生にも覚えてもらいやすく、授業の理解度も上がる気がします。
学校生活以外で意外と忘れがちな手続きもこの時期にきちんとやっておくことも重要です。

  • MSP申請

  • 毎月のUpass更新

  • GuardMeの保険番号の確認

  • SIN番号の申請

  • 銀行口座開設

  • 90日以内のBC州免許切り替え

  • BCID申請

これらは忘れがちですが、早めに対応することで後々の手間を減らせます。

友達の大切さ

学校生活をスムーズに送るためには、友達の存在が本当に大きいと感じます。課題の進め方や保険の情報、仕事探しなど、先輩や友達から得る情報が多く、友人や先輩方のおかげでスムーズに生活を進められています。
特にバンクーバーには以前の同僚がいて、空港での出迎えや日用品の買い出しに同行してくれたおかげで、初期の混乱を乗り越えることができました。
また、授業に関する情報や先生の特徴についても、先輩からのアドバイスがとても役立ちました。予習や心構えができたおかげで、授業も安心して臨むことができています。

まとめ

留学生活の初期は、環境の変化や文化の違いに戸惑うことも多いですが、そこから得られる成長や学びは計り知れません。コミュニティへの参加や友達との繋がりを大切にすることで、より豊かな留学生活が送れるかなと思います!

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