なぜコーヒーが好きなのか。
コーヒー。恐らくこれから数年、あるいは数十年に渡って関わっていくことになるであろう黒くて紅い飲み物。
僕にとってコーヒーはとても身近にあった。
なぜか。それは幼い頃、僕の祖母は小さな喫茶店をやっていたから。
お店の名前は「田園」。喫茶店と言ってもお客さんは祖母の友人達だけで、お店というよりは祖母と仲のいい友人達がおしゃべりするための場所という表現の方が近かった。
そんなお店だったからか、幼い頃の僕はたまにそのお店に行き、そこでゲームしたりご飯を食べたりして過ごすことがあった