「半蔵門マゾヒスティック」(歌詩)

靴底は無意味に擦り減り
消費するだけの毎日
九段下で別れて
雨模様の錦糸町

弾倉に込めるは愛の詩(うた)
踏んづけてよ願望を
一寸先の闇を越え
咲かせてな愛の花

抱きしめただけで
わかったフリするのやめて
こちとら冗談で生きてないわ!

毎夜雨に濡れ
尖った唇見せて?
無表情結合、マゾヒステリックに!

太陽はとっくに錆つき
二人きりの地獄はじまる
九段下で誘ってよ
雨上がりの渋谷まで

抱きしめ合うたび
惚けたフリするのやめて
こちとら真剣にやってんの!

侃侃諤諤しようよ?
互いの将来、見据えて
衝動合体、マゾヒステリックに!

動きだせ本能、マゾヒステリックに!

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