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忙しい時こそ見えるもの

哈儸大家好!あっきーです。

皆さん日々忙しく過ごしていますか?

私は相変わらず、まもなく2歳になる娘ちゃんとてんやわんやの日々を送っています。
イヤイヤ期って意外と早く始まるんですね苦笑

保育所に子どもを入れられずに困っている親の画像
全然関係ないですが、我が家(の地域)は現状こんな感じです。来年度こそはどうにか…

今回は、そんな「忙しい日々」や、「生活の節目」について、1つ思ったことを書いてみます。


子育てで変わった、仕事への取組み方

我が家にはまもなく2歳になる娘がいます。

子どもができてから毎日「24時間じゃ足りん!」と思うような生活を送っていましたが、半年の育休から復帰すると、さらに「足りない!」と思う場面が増えました。

よく「仕事とプライベートは分けろ」なんて言いますが、一方「24時間」という枠内で、在宅での仕事だけでなく、「予測不可 & ノンストップイベント製造機」な乳幼児の育児と、今までも行ってきた家事もやるとなると、「そんな『きれいごと』は無理だわ……」と思うようになりました。

※もちろん、マインドとして、「仕事とプライベートを分ける」考えが大切な面もあります。

こと仕事では、現在「時短勤務」ということもあり、今までちょっとのんびりスロースターターっぽくやれていたようなことも全然できなくなって、とても「タイパ」を意識するようになりました(まだ全然下手ですが)。

「忙しさ」が生み出す、情報収集の絞り込みと、日常の興味の変化

そうなってくると、結構扱いに悩むタスク(やること?)として、「日々の情報収集」というものがあげられます。

エンジニアという仕事柄、アップデートや変化がある技術領域のキャッチアップは日々必要になり、このような「情報収集(「学習」ともいえるかも?)」はある種の習慣みたいなものだと思っています。

ただ、業務ではどうしても「重要度高め、かつ差し込み」となりがちな「問い合わせ対応」や「障害の対応」に追われ、情報収集はついつい後に追いやられがちなものでもあります。

もちろんプライベートで夜や休日なども活用してすることもできますが、家事育児に追われ(て気力体力も削られてく)るとなかなかそういった時間も取りづらくなってきます。とはいえエンジニアとして情報収集も欠かせない。。。

なので私は、情報収集のやり方を自然と工夫するようになりました。

情報収集するタイミングと内容を「絞り込む」

これまでの自分は、以下のような感じで「情報収集」を行ってきました。

【Before】

  • いつ
    自分の気の向くままに(※業務・プライベート時間は問わず)

  • 何をするか

    • 複数の技術ブログを読む

    • ハンズオンや勉強会に参加しに行く

    • Xのタイムラインを全部追いかける

ただ、これだと生活が回らなくなるので、気づいたら下記のように変わっていました。

【After】

  • いつ
    意識的に細かな時間の「枠」を作り、その時間内で

  • 何をするか

    • とある1つの技術ブログを読む

    • ハンズオンや勉強会は基本は諦める。モチベ維持でごく稀にイベントに行くことはOK

    • Xのタイムラインは気になったら眺める

「何をするか」によって、業務時間でやる比率が高かったり、プライベートでやる比率が高かったりしますが、このように、「タイミング」も「何をするか(=対象)」も「絞り込み」されるようになりました。

「何をするか」の「絞り込み」って自然発生的かも

「絞り込み」についてふと考えると、「何をするか」の対象を決める方は、意識的に行った、とは言えない気がしています。

例えば、私がいま読んでいる技術ブログは、主に「AWS」を軸に紹介してくれる内容のものなのですが、他にも「AWS」系のブログはあるにもかかわらず、なぜかある1つに絞られていきました。

理由は単純で、このブログを読むのが一番の習慣になっていた + 自身の業務に直結しがちだから、だと思います。
具体的には、「これまでの経験上、とりあえず、これ読んでおけば間違いなさそう」「なんとなく読みやすい」みたいなわりとフィーリング的な要素もあったのかもしれません。「何をするか」は、考えすぎなくても、その時々で自分が必要なことを自然に選べると思うのです。

この「対象の絞り込み」について、これまでも似たことがあったか思い返してみると、学生から社会人になった時に、下記のような「絞り込み」が起きていたなぁと思います。

  • 学生時代

    • ほぼ毎週ジャンプを読む

    • Jリーグや日本代表中継、夜中の海外サッカー中継なんかも、気ままに眺める

  • 社会人

    • ジャンプ卒業

    • サッカーは、基本ネットの結果を見る(ごくたまに中継を見たりスタジアムに行ったり)

    • 仕事のことや、もう少し生活でコアなこと(家事・人との交流・健康維持のための運動など)に時間を割く

振り返ってみると、生活の変化で時間の使い方が変わることで、「やること(対象)」が自然と絞り込まれたことがわかります。

そういった意味で、この「絞り込み」現象は、「興味の移り変わり」とも捉えられるかもしれません。

生活の変化に合わせて「本当にやりたいこと・好きなこと」を振り返る

生活の変化が起きている最中は、当然ストレスもありますし、慣れるまでは日々必死に生きていくような感じで、なかなか立ち止まる余裕はないと思います。

ですが、前述の通り、生活の変化のタイミングだからこそ、初めて、自分の興味の一番「根っこ」や優先順位が見れる気もします。

何かのフェーズが変わった時、その変化が少し落ち着いた頃に、「なんで自分はこれをやっているんだろう」とか、「なんで自分はこれはやめられないんだろう」とか、逆に「なんであれをやめたんだろう」とか、ふと振り返ってみるのも面白いかもしれません。

振り返った結果、別にそれが「何でもないこと」でもいいと思います。
読書なのか、筋トレなのか、ゲームなのか、
月一のカラオケとか、とあるスポーツチームの応援とか、
もっと細かいことなら、寝る前の晩酌とか、絶対に寝る時間は6時間以上確保とか、かもしれません。

それをどう捉えるかは自分次第ではありますが、自分が自然と「絞り込んだ」ことであれば、何か意味はあるんだと思います。

そこはぜひ向き合ってみて、自分の興味関心や価値観、今後の生き方のヒントにしてみてはいかがでしょうか。

終わりに

いかがだったでしょうか。

どうしても、忙しい日々って、疲れとともに過ぎ去っていく感じが強いですが、どうせなら何か得たいなと思うことがあるのではないでしょうか。

そんな時、ふと振り返る機会を作ってみて、ぜひ「やっていること・タイミングの『絞り込み』」にも意識を向けてみると、新しい発見があるかもしれないです。

そう考えると、「忙しさ」も意外と前向きにとらえられるかもしれません。

実際私も、日々を「回すこと」に頭を取られすぎて、ついつい「大切なこと(自分の場合は、健康と、家族との対話時間)」を忘れがちだったと思います。

ずっと日々が忙しい場面こそ、どこかで「区切り」を作って、振り返りを行うタイミングを今後も作っていきたいなと思いました。

滝行の画像
なんとなくですが、お寺などで行う「修行」の意義も、これに近しいかもって思いました。
「追い込んだ時こそ見える境地」みたいな感じかもです。

それではまた!

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