バスタ10首
どこにでも行ける眩しき若者よ年を経てでもそうありたいよ
徳島便🈵の文字が輝けり彼の地へ向かうはどんな人だろ
巨大なるリュック背負いし若人は上高地行きバスへと進む
忙しき放送我へと届く耳そばだてるも関係なきなり
満員の待合室を見渡せば「天下統一」のTシャツ眩し
月照らす新宿駅前見下ろせば懐かしき曲歌うは若者
Tシャツに短パン首にネックピロー旅慣れし者の風格なりや
ゴスロリの君が向かうは深夜バスどうやって寝るの寝る気はあるの
一列を埋め尽くす水水水の自販機買われるはポカリスエット
バスタ新宿で待ち時間があるから10首ほど詠んでみた。きっと本来は20?200?詠んで10選ぶんだろうけれど、思いつくままに10こつくってみた。見渡す限りに種子が転がっていて、考えるのは楽しかった。
最初は10よもうというよりは、目の前の「次は草津温泉行こうよ!楽しいよ!!」と話しながら別な便に向かった若者たちの眩しさを記録に残したいと思って。でもTwitterでそれだけ書くよりは、せっかくだから作文しようと思って始めました。
こういう記録の仕方もおもしろいかもね。語彙の足りなさを痛感しているけれど💦
楽しいを続けていこう産み出そう今日また誓う新たな一歩