子どもが熱を出して、気づいたこと。
久しぶりに、週末から息子が熱を出していました。金曜日に保育園から連絡があって早めにお迎えに行き、土日の予定はすべて潰れ(息子が楽しみにしていた、しまじろうコンサートにも行けなかった……)、月曜日は丸1日保育園をお休み。今日から、ようやく我が家がいつも通りに回り始めたところです。
ふざけるのが好きで、人の話を聞いていないことも多く、毎日何かとわたしにガミガミ怒られている息子。でも、そんな日常も、ひとたび彼が熱を出してダウンしてしまうと、一気に様変わりします。
そのときになって初めて、「ほんとうは元気にいてくれるだけで、十分幸せなんだよなぁ〜」と、日々の態度を反省する母です……。
でも、今回のお熱で、また別の幸せにも気づきました。それは、夫のおかげです。彼の言動によって、今のじぶんがすこぶる恵まれていることを再確認できました。
というのも……
今の夫とは昨年12月に再婚したばかりなので、息子とは血がつながっていません。しかし、金曜の夕方に息子が熱を出したことをLINEで報告すると、「こんなときに早く帰ってあげられなくてごめん」と言ってくれたのです。
息子の実父である前の夫は、息子が39度や40度の熱を出そうとも、早く帰ってくることもなければ、「早く帰りたい」というそぶりを見せることもありませんでした。残業は当たり前で、それから飲んで帰ってくるのも普通だったし、あるときは「40度近く熱がある」と報告していたのに、夜中に帰ってきて子どもの様子を一切確認もせず、ギターを弾き始めたこともありましたから。(あのときはちょっとした殺意を覚えました……)
今の夫とは、雲泥の差! まさに、月とスッポンです。
ちなみに、金曜日に早く帰れなくてごめんと言ってくれた今の夫は、その後「何か買っていくものある?」と聞いてくれた上で、息子が食べやすいものは何かと考えて、わたしがLINEで送った買い物リスト以上のものをスーパーで買って帰ってきてくれました。
ほんとうに、ただただ感謝です。夫にたくさんありがとうを言いながら、今のじぶんがいかに恵まれているかをかみしめていました。
もしかしたら、このエピソードを読んで「ふつうのことでしょ」と思うママさん(またはパパさん)がいらっしゃるかもしれません。でも、わたしにとっては、まったくもってふつうのことではないのです。
いま、わたしはほんとうに幸せだな。
素敵なパートナーに巡り会えてよかったな。
息子の看病をしながら、そんなことを考えていた週末でした。
さて、月末は〆切や請求書の発行などが重なってくる時期なので、これから仕事モードに切り替えて頑張ります。