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人生で満足した時間はいつ?
おはようございます。
#自分を振り返る30の質問 、13日目。今日は『人生で満足した時間』について考えて見ます。
研究会の保育者をやり遂げた時。
17年勤めた法人を退職した時。
ぱっと浮かぶのがこの2つです。
研究会というのは、当時勤めていた法人の幼稚園、保育園10園強の中から担当園が決められ、テーマに沿った保育を行ってその結果を発表をするというものです。
これがまた、すごく大変だったんです。
研究会当日の2か月前ほどから、保育の様子や話し合いの内容をまとめて、次はどうするか決めて、準備をして……これを担当学年を中心に行います。実際にはもっと前から動いているんですが、発表する結果はできるだけ直近のものということになっていたので、直前が一番忙しい。
酷い時は日付が変わってから園を出る、ということもありました。
仕事を始めて4年目でした。よく辞めたなかったなと思いますが、他の仕事を知らなかったので、こういうものなんだと思ってしまったんですよね。知らないって恐ろしい。
当日は数十人の先生たちに囲まれながら保育をし、研究内容を発表し、質疑応答。園長もそろっているので、すごい緊張感でした……
その分、終わった後の達成感と解放感はすごかった!
恐らく気が抜けたんでしょうね、高熱を出して寝込んだところまでが思い出です(笑)
この研究会は負担が大きいということで、徐々に縮小化されました。
確かに負担が大きいし、やる意味があるのか?という部分もあったんですが、当時の先生たちは保育に対する意識がかなり高く、子どもを見る力も高かった気がします。先輩方に鍛えてもらって今の自分があるな、と思う瞬間もあります。
今では無理でしょうね……
深夜まで!なんて絶対やりたくありませんが、保育の質という面では当時の学びは貴重だったので、形を変えて残せたら良かったのかなとも思います。
この研究会をやっていた法人には、初任から17年間勤めました。
その間に数回転勤をし、先述の研究会にも数回関わり、学年主任をし、最終的には主任を勤めて退職しました。主任だった最後の2年がまた、ものすごくきつかった……勤務最終日は「やり切ったー!!」と脱力しました。
満足、とはちょっと違うのかもしれません。
でも、大変に大変が重なって、だんだん訳が分からなくなりながらも、絶対今年度最後までやり抜いてやる!!と負けず嫌いを発揮して乗り切ったので、自分で決めたことをやり抜いたという満足感はありました。
激務の間に転職活動をし、引越し先を決めてと、自分がやりたいと思ったことに向けて動けていたのも大きかったと思います。
数回の研究会と2年の主任期間。あれを乗り切れた私は、この先どんな激務が来ても負けないんじゃないかという自信も生まれました。
今では、こんな自信はなくていい!と思っていますが。
ただ、自分でやると決めたことはやり抜ける、という自信だけはこの先も大切にしようと思います。