自分で仕事をつくる感覚
会社を辞めてから、「自分で仕事をつくる感覚」がすごく磨かれた。
自分で仕事をつくる感覚とは、人の指示を聞いて仕事するのではなく、自分で「もっとこうしたらいいのに」と試行錯誤して自分の頭で考えて、環境をより良くすること。考え抜いて、答えが見つかって、「さあ、やろう!」と決意した後から、自分でつくった仕事をこなすことができる。
これって、会社やバイトではなかなか鍛えられないけど、ボランティア団体やサークルの方では、学ぶことができる。会社の場合、改善点がたとえ見つかったとしても、今の状況に相当困っていない限りは改善されない。ベンチャーでチーム感の強い会社だったら話は別だけど、一般的な多くの会社で、会社そのものを自分ごととして捉えている社員ってまあいないと思う。
バイトだって、人間であれば誰でもできる仕事ばかりで、正直そこに立ってるにはその人じゃなくても成り立つ。販売も配膳も。最近、コンビニや激安店では外国人労働者が増えてきた。私が住む区でも、至る所で外国人労働者を見かける。いわゆる代わりがきく仕事を彼らはやってる。(異国に来て働くなんて、それだけですごく立派だけど!!)
逆に、キャバ嬢は指名とかあるから、その人にしかできない仕事をしてる。喉殺して、浴びるようにお酒を飲んで、興味のないおっさんの話を聞いて、立派だよね。私はできない。
で、この自分の頭で考える力がボランティアやサークルで鍛えられる理由は、そういう団体って自主的に集まっているから。あと、お金がそこに発生しないからみんな考えやすいんだと思う。サークルの制度や仕組みをもっとこうした方がいい、新刊パーティーの内容変えた方がいいって、多分みんな結構すぐ意見する。(ちなみに私はサークルにまともに入ったことのないけど。)仕事になると、お金が発生するから下手なことを言えないし、自信を持てないんだと思う。
私は全国各地でボランティアをして、図々しく学生の身分で意見言って、来るもの拒まず・恐れ知らずで色々やってきたのが、結局今の「会社に頼らない生き方」に直接活きている気がする。
この、自分の頭で考えて動く行為がある仕事は人間にしかできないから、AIにもできないからどの時代でもへっちゃらだし、ゼロからイチをつくる仕事は、何なら私しかできない。他の人がやったら、違う結果になる。私と全く思考が同じ人なんていないから。だから、自分の足で不必要に人を頼らずに、生きていける。
何が言いたいかって、「自分で仕事をつくる感覚」がすごく快感なのと、すごく難しいように見えるけど(多くの人が仕事ではやってないから)、実はサークルとかでも鍛えられちゃうくらい基礎は簡単なのと、こういう思考を持つと、見える世界は変わってきて生きてる感じがするから、何気なく感じている心の声を言語化してみた。
常に、文化祭実行委員みたいな感じ。どうやって、お客さんの期待以上に仕上げて、お客さんを喜ばせようか?驚かせようか?って仕掛ける側として常に考えてる。サプライズパーティー企画者でもいい、仕事ってそんな感じ。
そんなこんなで、昨日も今日も、よりよく生きるために頭を一生懸命動かす。クリエイティブって楽しい。人間に生まれてよかったな〜!
p.s. 写真は、カフェラミルのなんかすごい可愛いアイスティー。奥のはシトラスで美味しかったけど、私が頼んだピンクのドリンクは花食べてるような味でした。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?