どの時代の女の子でも、セーラームーンを観てほしい
街中でセーラームーンに触れるたびに「私ドレミちゃん世代だから、セーラームーンって、話知らないんだよなあ」と思ってたんだけど、Amazonビデオに入ってて、彼が凄い推すので、先日初めて観た。
かわいいが止まらなくて、女の子の夢が詰まってて、女の子に対する応援が止まらなくて、とにかくスゴかった。話もとっても面白いし、怒ったり焦ったり驚いたりするうさぎちゃんのどの顔切り取っても可愛くてしょうがない。
お部屋も街も、女の子の住みたい世界がそこには実現されてて、ユニバーサルあたりが本気出してセーラームーンランドをどなたか作ってほしいと思ったくらいだ。
この時代のアニメは、日本のエネルギーを感じる。作品として全然古びてないし、時代や社会に対する想いが凄く伝わる。パワーがある。パワーがある作品は、人々を虜にして、魅了する。
セーラームーンが、女の子アニメ界でずっとスゴイのは、こんなに作り込まれていて愛溢れる物語だから。当たり前。ドレミちゃんもプリキュアも一生勝てないと思う。
1つ1つの「絵」がとにかく可愛くて、女の子を引き込む力がある。ドジっ子で、タキシード仮面にメロメロの普通の女の子であるうさぎが、ヒーローであることは、全ての女の子に対する応援。
最近のプリキュア全然知らないけど、絵を見たり話をチラッと耳に挟むと、そこの愛が全然感じられないなあと思う。セーラームーンを今見ると、その差別化が凄い。ビジネス色が強いプリキュアは、確かに絵としては可愛いと思うけど、前提として子供には夢を与えないといけないと思う。
ドラえもんもアンパンマンも、子供に夢を与えてる。ちなみにこの不朽の二作品は、戦争で生まれてるが、戦争は名作を生むと言っても過言じゃないと思う。もちろん戦争がダメなのは大前提としてあるけど、その残酷さから生まれる想い、「火垂るの墓」ほど分かりやすいものでなくても、多くの名作が戦争を経験したアーティストから生まれてると思うと、人間の根幹を感じられる気がして、感慨深い。
話は逸れたが、とにかく、「私セーラームーン世代じゃないから」じゃなくて、セーラームーンは、どの時代の女の子も観るべきだと思った。大人もハマる。これから毎日一話ずつ観ようかな。楽しみ。
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