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人生で一番良い買い物をした

秋も深まってきて、あっという間に寒くなってきて。秋服を全く持っていなかったので(そこまで準備せず実家を出てきたので)、久しぶりに買い物へ行った。

服やカバン、靴など計6点くらい購入。
この買い物は、人生で一番良い買い物だった。

物欲が極端になかった私。
人の顔色を見て、人並みに無難なファッションをしていた。むしろお金は、使いたくない。

今思えば、友達は皆、割と昔から、「自分の好き」を貫いてた。小学校の筆箱からスクバのデコり方まで。他人の目なんて気にせず、マセた子も派手な子もいた。似合ってる子も似合ってない子もいた。

一方私は、他人から見た自分をずっと気にしてた。他人から言われる好きそう・似合いそうを、自分の好きにすり替えてて、この気持ちがすり替えだってことに気づいていなかった。
だから毎度、服を強い意志もって決めたかって聞かれたらそうじゃない。清潔感あって無難な服を選んでいたから、オシャレに疎かった時代はないけど。でもオシャレではなかったと思う。ファッションってすごく人を豊かにするのに、全然楽しんでなかった。

今は、自分を主張する服、柄物とか、色が濃かったりデザインが凝ってあるものを選ぶ。
過去の「人並みで目立たない、恥じないスタイル」とは真逆。いろんな意見があるだろうな、でも私は好きだな、というもの。
退屈なデザインは欲しくない、そうすると自然にちょっとハイブランドになってくる。
Marcjacobs とか armaniシリーズとか。
伊勢丹では買えないから、アウトレットやネットで吟味して買っている。たくさんのデザインや色を見てると、美術館に来てる気分になる。良い服や良い靴は、作品としても良い。
買えないけど、見る分には無料のハイブランド店。良いものは、見るだけですごく楽しい。

自分を大事にするようになった。
自分自身と自分の生活を大切にするようになった。
ブランドの熱意を尊く思えるようになった。
良いものを良いと、見て判断できるようになった。
この値段でこんなに凝ったデザインのものが買えるんだ、っていうデザインや凝り具合と費用のバランスも分かるようになった。

自分をアップデートさせるために買い物をして、買ったもので生活も自身もすごく良くなって、豊かに暮らせることがとても幸せ。

お金使うの嫌だったけど、自分と自分の身の回りをより良くするための投資は、とっても楽しい。自分発信の「すき」を確立してるから、すごく楽しい。

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