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プロ小説家への道

プロ小説家になる最短ルートの話。

結論から言えば、「プロ小説家と友達になる」です。

先日、小説家になるのにも真似をすることが大事だと述べました。

プロ小説家の作品の物語の構成、表現、見せ方、セリフなどなどを真似ることから上達するということを述べました。

その他にも、アイデアの出し方や仕事の取り方、仕事への姿勢、ライフスタイルなど、作品からは読み取れない部分まで、プロ小説家というのは気を配っています。

仕事やスポーツでもそうですよね。

営業ができる職場の先輩と一緒にいれば、その話し方、服装、お客さん気配りなど、細かいところまで学ぶことができます。

スポーツもプロと一緒にいれば、練習のメニューから食事の仕方、道具の手入れなど、あらゆるところを学ぶことができます。

落語や昔の芸人だって、師匠の付き人をしながら、師匠からいろいろなことを学びました。

それは小説家になるための教本や講演会、スクールだけでは教えてもらえない部分です。

別に小説家さんは意地悪をして教えてくれないのではなく、彼らにとっては当たり前のことなので、わざわざ教える必要がないと考えているわけです。

しかし、そうした部分こそ、実はとても大事だと思うわけです。

うまい人や結果を出している人たちの側にいれば、無意識に影響を受けて自分も結果が出るようになります。

例えば、リゼロやオーバーロード、幼女戦記などWEB小説のブームを起こした方々は不思議なことに同時期にデビューされています。

そうした方々は同じWEB小説サイトで、お互いに影響を与えながら成長しました。

私自身もデビュー時にはとある有名なシナリオライターさんやラノベ作家さんにお世話になって、いろいろと教えてもらいました。

今も交流会やその他で知り合うラノベ作家さんやシナリオライターさんなどから、仕事を共にしたり食事の雑談をしたりしながら、様々なことを学んでいます。

そうすることで、プロとしての技術や考え方が身について、今日まで執筆業で仕事ができています。

決して自分自身の力だけで、ここまで来たとは思いません。

先人たちや横の繋がりに助けられて今日まで来ています。

アマチュアや作家志望さんがプロと出会う機会というのは少ないかもしれません。けれども、決して不可能ではないはずです。

我流では(よほどのセンスがないかぎり)限界があります。

だからこそ、もし自分の成長に限界を感じているのなら、プロがいるような場所を見つけ出して、仲良くしていけばよいと思います。

ただし、それは決して無料で教えてもらうわけではなく、そのプロの方々の役に立つようにもしなければいけません。

プロも暇ではないので、メリットのない人に付き合いません。

仕事の手伝いをするとか、他のことで役に立つとか、情報を提供するとか、食事をごちそうするとか、自分にできることで役に立ちましょう。

最後までご覧いただきましてありがとうございました。

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これまでは個人では承ることができなかった案件や大型案件もチーム制作となったことで、より幅広く対応できるようになりました。

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