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【創作雑談】企画力
昨年から公募やコンペ、営業用など企画書をたくさんつくっています。
やっぱり売れている作品は企画の段階でとてもよいのです。
●『SPYファミリー』なら「スパイ・超能力者・暗殺者が家族になる話」
●『まおゆう』なら「魔王と勇者が手を取り合って世界を再生する話」
●『ダンダダン』なら「妖怪を信じないオタク男子と、宇宙人を信じないギャルがそれぞれ妖怪と宇宙人に取り憑かれて戦うバトルマンガ」
●『夜桜さんちの大作戦』なら「天涯孤独となった少年が幼なじみと婚約したら、その家は暗殺者の大家族だった」
●『殺した夫が帰ってきました』ならもうタイトルどおりです。
このように人気作品は最初のたったひと言のあらすじやタイトルの段階で、わくわくドキドキさせられるわけです。
この段階で(ほぼ)勝利確定です。
つまり、最初のたったひと言のあらすじの段階で面白いかどうか、わくわくする内容かどうかしっかり決めなければいけません。
むしろ、ここがダメだと、そのあとどれほど登場人物やストーリーや世界観を頑張っても、面白くするのには限界があるのだと思うのです。
一番最初にまずはここを頑張らなければいけないのに、とっかかりのアイデアを「なんとなく」や「書きたいもの」で決めてしまってから、文章やストーリーに頑張っちゃう方が多いと思うのです。
ストーリー構成や文章よりも、ログライン・キャラクター・世界観を決めるのはもっと手前に決める話です。
でも、意外とここの重要性を気づいていない人が多いです。
『セーブ・ザ・キャットの法則』の中では、ログライン(ひと言あらすじ)の重要性を説いています。
道行く通行人にログラインだけ見せて、面白そうか興味を引きそうかを判断してもらうというのです。
文章は書いていればうまくなるし、ストーリーの技術的な部分は勉強すればある程度面白くすることはできます。
でも、とっかかりとなるアイデアや企画というのは、誰かに教わることはできません(アイデアの出し方は学ぶことができますが)。
そのアイデアがなによりも重要なわけです。
というわけで、文章やストーリーよりも前に、まずは企画やログラインの面白さを最初に考えましょう、というお話でした。
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