事務手続きが終わらない

事務手続きが終わらない。
職場に被扶養者申告書を提出した。毎年、昨年の提出書類をPDFで保存しているので基本はそれを見ながら淡々と作成する。しかし、毎年、状況が変化する。我が家の状況だけではなく、制度も変わる。その都度、細かい文字の意味不明な官僚日本語を読んで理解しないといけない。最近は、社会保険労務士などの専門家がわかりやすく解説してくれるホームページを見つけると楽。更にperplexityのような生成AIでの検索がGoogle先生より優秀になっている。
そんなこんなで被扶養者申告書を提出した後は、児童手当の手続きである。児童手当は制度改正がある。我が家は長男が大学生で多子世帯のカウントに入ることで三番目次男の児童手当が増額になる。その手続きが必要。しかし、多子世帯のカウントでなぜ手続きが必要なのか?マイナポータル経由で私が長男の収入状況の閲覧を国に許可すれば済むのでは?その辺り、色々と詰めるところがあるし、河野太郎とデジタル庁はがんばって欲しい。脱線するば、デジタル庁の優秀な人からすれば河野太郎は働きやすい上司だと思う。官僚の中には、本音を言わずごまかすようなことばかり発言しつつ裏で動くタイプの人がいて、そういう人は河野太郎に怒られるのだろうと想像している。しかし、総理大臣になるには敵も味方にするような人たらしの技術も必要ではないか。その点において、河野太郎より小泉進次郎が上手だと感じた。
さて、児童手当の手続きについては、電子申請が可能ということでトライしてみたが、これが酷かった。意味不明。小一時間格闘して断念した。これなら紙で役所の窓口に提出した方が早い。郵送は信用していない。デリダと東浩紀のせいで「誤配」の可能性を常に考えて不安になる。書類は、長男を監護(この言葉の意味を調べた)していることを申し立てる書類+マイナンバーカードの写しが2枚(申請する自分と長男の分)だけで済む。ただ、このマイナンバーカードの写しに説明が不足していて、裏面も必要かどうかがわからない。カードの表裏をA4一枚にコピーするのは細かいテクニックが必要になる。役所への提出は5分で済んだ。役所までの往復の時間含めても小一時間。電子申請より圧倒的に楽だった。ここでも河野太郎とデジタル庁はもっとがんばって欲しい。
そうやって児童手当の申請が済んだら、職場の人事から被扶養者申告書が差し戻された。妻の収入が130万円を超えないことを申し立てる書類が必要とのこと。収入が任意の3ヶ月平均で月108,334円を超えたら申立書が必要というなぞのルールになっている。こういうのローカルルールなんじゃないか。これも河野太郎案件かもしれない。
そして、2度目の被扶養者申告書の申立書を作成したら、次は長男の学費の納入通知書が届いた。後期分の学費を納入しないといけない。こちらは期限があるので忘れずに。ただ、学費の振込はネットバンクで可能なので楽。
トータルで見ると以前に比べて事務手続きは楽にはなっている。しかし、事務手続きの総量は変わらず、何かが終わると次の何かがやってくる状況に発狂しそうになって候。

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