木斛は大きくなり過ぎる

賃貸の一戸建てに住んでいる。
庭に木斛モッコクが2本ある。庭木の王とか言うらしい。その名の通り、でかくなって2階建ての屋根を超えてきた。
そのうちの1本に、のこぎりを持って木登りした。49歳の木登りはリスクがある。慎重に足場を確保して登った。メインの枝2本を伐採した。汗だくになった。体力の限界。もう1本切りたかったが降りた。
水分と塩分を補給した。シャワーを浴びた。熱中症の手前。パピコも食べて、ようやく落ち着いた。
庭木に木斛を勧めた植木屋を呪いたい。誰が木斛なんかを選んだ?大きくなり過ぎる。コストがかかり過ぎる。
こういう事例は公共機関でも見られる。
鹿児島によく見るワシントンヤシは、これまたでっかくなり過ぎる。クレーン車を使わないと伐採できなくなる。このコストを税金で負担することを了承するかどうか。
庭木に木斛を植えたオーナーはコストのことを考慮しなかったのだろう。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?