#1 病んだ自分と向き合う

#1  病んだ自分と向き合う
新型コロナウィルスが世界中に猛威を振るい、ニューノーマルっていう聞きなれない言葉が耳に馴染んできた昨今、変わったことと言えばマスクを付けるってことぐらいで緩やかに日常が戻りつつあるようにすら感じてしまう。

しかし、僕の活動してる演劇や舞台は先の見えない中で模索する日々が続いている。そんな日々に精神を擦り減らし、3、4年ぶりにここ2ヶ月くらい
精神が病んでおりました。(何故病んでしまったかも今後書いてく予定)

まぁ、なんだかんだ30年生きてるし、病んだときどうなるかは自分で分かってるので「あー来たなぁ」みたいな感じでした。

僕は病んでも普通に生活出来るし、特に外で誰か人と会ってるときは普段通りの対応ができるので誰にも迷惑かけず人知れず病むタイプなのですが、家に帰ってひとりになると基本何も手につかなくなります。

何も手に付かないくせに、やらなければならないことはどんどん頭の中を埋め尽くして自己嫌悪に陥っていくループ。何も出来ず日にちだけが進んで行くことにどうしようもない焦燥感とさらなる自己嫌悪、それに耐えられなくなると寝ます(笑)

頭がシャットダウンするんでしょうねいつの間にか寝て、起きてさらに時間が進んでることに自己嫌悪w

そんな感じなので、初めて病んだ時は、ただただ自分が怠惰で嫌なことから逃げてるだけで、自分が病んでるなんて思ったことはなかった。

自分が初めて病んだことを自覚したのはおそらく病んでから半年とか1年とか経ったある日、何の前触れもなく普段行きなれないコンビニ(ミニストップだっかな?)から出て、ふっと空を見上げたとき「空ってこんなに色鮮やかだったかな」と思ったとき、そのときにこれまでの自分が病んでたことを確信を持って自覚した。

普段と変わらない空なのに昨日までと全然違う鮮やかな色をしていた。
物語りのように何か分かりやすい理由があったわけでもなく、ゆっくりと時間をかけて戻ったんだと思うけれど、それまでの自分は謎のフィルター越しに世界を見てたんだとそう思った。

そんな経験から、自分が病んだときにどうなるのか何となしに理解している。

この理解しているとしてないでは雲泥の差があって、理解してれば対策も打てるし、ある種の諦めがつく。

なので、今回の感想は「あー来たなぁ」なのである。
ただ、それでも、身体は動かない。理解は出来ても動かない。それはどうしようもないのです。特に今回はこと演劇やインプロに関してそれが顕著で、必要な作業や連絡ができない。もともとラインとかメールは嫌いなので、連絡が来てても見ることが出来ない。返信なんかは数日、数週間とかかってしまう、打つ文章とかはほぼ頭では出来てるのに。そういう意味では迷惑をかけてますね。すいません。

ちょっと脱線しますが、ラインとかメールって送ると返信が帰ってくるじゃないですか、あれが恐いし凄くストレス感じるですよね。こっちが送ったことに関して何が返ってくるか分からない恐怖というか、それにまた返信しなきゃいけない無限続く責任感みたいな?共感できる人います?w

まぁ、でもそんなことを思いつつ連絡もらえると嬉しいという矛盾もはらんでいて自分というのは何と面倒臭い生き物なのだろうとも思う。

そんな感じで病んだ2ヶ月間自分と自分が演劇、インプロをやる意味についていろいろ悩んで紆余曲折考えたうえで、その結果このノートを書いていこうと思ったわけです。

書きたいことはまだまだあるんですが、長くなるのでこの辺で初回は終わります。とりあえずここでは”生”の自分を偽りなくさらけ出していく所存です。自分と向き合うことそれを通して何か掴めるじゃないかと思うのです。

関西インプロバイザー 秋桜天丸(@akizakuratenmar) 


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