会議で出てきたマーケティング用語から
週初めの全体会議はいつもちょっとドキドキします。バックオフィスの私は普段マーケティング部の会議には呼ばれないので、全体の場で各チームが最近何をしているのか情報収集できるのは良いんですが、自分が最近やっていることも話さなくてはならないので、この時が緊張するんですよね。
社長が近況を話し始めました。
社長の発言:
僕がこんなこといっちゃいけないんだけど、
最近どうもやることに身が入らなくて。。。
パーキンソン効果って知ってる人?
用は、時間があればあっただけ使っちゃうんだよね。
わかりやすく言うと夏休みの宿題みたいな。
社長としては、人に任せるようになって手があくかと思ったら、空いた時間でできる範囲でしかやらなくなってしまい、自分でもこれはイカン、と思っているという話でした。
パーキンソンの法則とは
仕事の量は、完成のために与えられた時間を全て消費する(第一の法則)
(引用:wikipedia)
英国のパーキンソンさんという博士がその著書で提唱しているということです。
日本語でいうと締め切り効果。
調べると沢山ヒットするので、ビジネススキルとしてはよく知られているようですね(知らなかったけど・・・)
私はかなり生真面目な小学生でしたが、それでも夏休みの宿題を前倒しで終わらせるのは至難の技でした。
今年こそ、早く終わらせて遊ぶぞ!と思うこと6回。
7月が終わり、締め切りは8/31だ。まだいいよね、明日からやろう、明日やっても同じだよね、の繰り返しで、結局30日くらいまでは使っていたことを思い出します。
大人も、同じようなことを仕事でやっているのに、子供には「夏休みがあれだけあって何やってたの!」とは言えないですね。
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仕事でいつも期限を切られます。
会社では、仕事には「いつまでに」を必ずつけるのがルールです。
最近私は、完成度をより上げるために、少し余裕を持った期限を申告することが多かったのですが、結果はというと、
かけた時間に応じた評価の高いものはできませんでした。
時間かけてもいいものができない真の原因
原因としては、「夏休みの宿題」のように、最初の方に下調べに時間を費やしてしまい、その資料作りの着手が遅れたことが一つです。
そして、もっと問題な原因が、
「枝葉のことの方に時間を使ってしまった」ことです。
枝葉の事例の紹介ばかりをいくつもあげたり。
少しでもスライドを見やすくしようと、デザインの方にこだわってしまったり。
結局、余計なところは全てカットになりました。
であれば、伝えたい内容だけを突き詰めて提出して、そこから足りない部分を足していっても同じでした。締め切りが早ければそうしたと思います。
私の実感で伝えたかったことはこんなことです。
・与えられた時間をフルに使ってもいいものができるとは限らない
・ビジネススキルが高い人でも、「締め切り効果」に抗うのは難しいので
そこではなく違うところで対処する
・締め切りが短いのは悪いことばかりではない
これから仕事始めというところで、これを読んでくださる方に少しでも参考になれば嬉しいです!
マーケティング会社の事務職あきづきでした。