台灣高鐵Taiwan High Speed Railに乗る
台灣高鐵とは
台湾には日本が支援して新幹線が走っています。
これが台灣高鐵で英文はTaiwan High Speed Railで略称は高鐵やHSRになります。
以下は2023年2月の情報です。
走行区間
北は台北の一つ東の南港から南は高雄北郊外の左営までです。
1路線だけで台湾の西岸に沿って南北に走るので北上と南下で走行方向を決めています。
在来線である臺灣鐵路とは乗り入れがないので駅はほぼ分離してます。
購入方法
上のホームページは日本語対応なので乗車日時と区間を入力すれば、ダイヤはすぐ把握できます。
料金もわかりますし、オンライン予約もできるようですが日本国内からでは予定が立て難いです。
高鐵窓口でも買えますが、普通は中国語の会話が難しいので発券機で購入することになると思います。
発券機操作
支払方法を確認して発券機を選びます。
現金が入らない機械もあります。
「自由席/指定席/予約の受取」の順。
主要駅では30分毎に発着するので当日自由座は気楽ですが満席で座れない恐れもあります。
對號票は指定席です。
重要なのは左下で、英語も選ぶことができますが日本人にはデフォルトのほうが分かりやすいようです。
「往路のみ/復路も」を選びます。
普通は「單程票」でいいでしょう。
現在の駅が特に表示されているわけではないです。
乗る駅と降りる駅を続けて押して指定します。
大人は「全票」で数量を変えます。
子供料金は6~11歳で老人料金は65歳以上ですが確認方法が分かりません。
愛心はたぶん福祉席です。
普通指定席とビジネス席を選びますが、売り切れていると表示がありません。
自由席は売り切れないので無理でも乗るときは初めに戻って自由席を取ってホームに急ぎます。
下のボタンは「操作取消し」「別の日付」「選び直し」「遅い時間」が並びます。
この例ではビジネス席です。
一人旅では安全確保のために乗務員がついているビジネス席を使いますが意外と安いですし、茶菓子もついています。
ここで確認を押すと支払いのページになりますがNT$もVISAなどのクレジットカードも使えます。
紙切符と領収っぽい紙が出ます。
乗車
日本の新幹線だと紙切符を改札のスロットに入れるとゲートが開いてゲートの向こうに紙切符が出ます。
台湾では紙切符を入れるとゲートの手前に紙切符が出てきて、この切符を引き抜くとゲートが開きます。
ホームで並んで乗るのは一緒です。
下車
新幹線から降りるときに扉は自動で開きません。
乗務員が停車を確認してアンロックして開きます。
改札を出るのは入るときと同じ要領で、紙切符を入れるとゲートの手前に紙切符が出てきて、この切符を引き抜くとゲートが開きます。
日本と異なり紙切符は回収されません。
注意点
今はGoogleマップで検索してダイヤが調べられますが、これが意外とあてになりません。
なぜなら曜日で運転予定がかなり変わるのでGoogleマップの時刻表には反映しきれていません。
曜日の表記は独特で日本で「日月火水木金土」となるところが「日一二三四五六」なので注意が必要です。
総評
新幹線本体は日本製なので違和感が少ないです。
日本のグリーン席は高くて手が出ませんが、台湾だとビジネス席が安いのも助かります。
日本的な景色と亜熱帯の景色が混じるのを車窓から眺めるだけでも面白い旅になります。