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  • 台湾ビジネス隙間時間

    出張の隙間時間に見て回った台湾のアレコレ 宿泊先や移動途中に寄ったところの覚え書きです。

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    出張の隙間時間に見て回った中国のアレコレ コロナ前の情報が多いですが宿泊先や移動途中に寄ったところの覚え書きです。

  • マニアック秋吉台

    秋吉台は広大な遊び場です。 一見は穏やかな高原ですがダンジョンを隠しています。 秋吉台の秘密を覗いていきます。

  • Seestar S50スマート望遠鏡

    ZWOのスマート望遠鏡であるSeestar S50を購入運用した感想

最近の記事

今は下関総合車両所暮らしのクモハ42001

 最後は小野田線を走っていました。 長門本山駅への支線は盲腸線でホームが1両分だけというハンディキャップがあったので運転台が1両の前後にあるクモハ42001は都合が良かったのです。  えび茶色といわれる国鉄色は大昔からのもので宇部線も小野田線もこの色でした。  エヴァンゲリオンの庵野秀明監督は宇部の出身なのでシン・エヴァンゲリオンにクモハ42001が使われるのは自然(?)なことです。 新生湯と記念湯の脱衣所に使われるとは思いませんでしたが。  2003年3月14日に引退した

    • 東京国立博物館「はにわ展」に行ってみた

       東京在住ではないので上京の機会があると博物館や美術館をチェックするのが常です。 2024年10月下旬だったので「はにわ展」が開かれるのを見つけて楽しみに仕事に励みます。  ハレて土曜日、9時半開場ですが念のために8時過ぎに東京国立博物館に行くとすでに5人ほど指定位置に並んでいます。 逆に言えばそれほど混んでいないともいえますが、9時には50メートル超の列になり9時10分に入場券の有無で行列を作り直すころから300人ほどに増えています。  入場券が無いと券の売り場に並びなお

      • 【台湾最古の茶葉販売店】振發茶行

        台湾・中国は日本以上に茶が無いと事が進みません。 マクドナルドと同じくらい茶葉販売店もあるという状態は中国も台湾も同じです。 台湾最古の茶葉販売店は台南で1860年に創業した振發茶行(振発茶行)だそうです。 台湾で創業百年を超える「百年老店」は意外と少なく200軒を上回る程度で、台南は歴史が長いだけあってほかに金徳春老茶荘、文峰茶荘などの茶葉販売店の百年老店があります。 振發茶行の建物は当時のものではありませんが昔からの茶筒が並んでいます。 よくある試飲しながら茶を選ぶ

        • 中国での(乾杯がなければ)楽しい会食

           中国出張に出るようになったのは2010年からで中国語の分かる人と移動して打ち合わせるのですが、会食はなかなか刺激的でした。  総じて会食は手抜きなしで様々な料理を例の円卓でいただきます。  当時はまだ一般に晩酌の習慣はないのですが、会食であればお酒が飲めるので日本側が数人でも中国側20人ほども出席することもありました。  先輩らの経験を総合するとそんな楽しみを奪うことになるので滅多なことでは会食を断ってはいけません。  それに似合う大きな円卓も用意され、事情がない限りテーブ

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        記事

          ハイマチックが民生初の宇宙カメラになったことで始まったミノルタの「7」伝説

           便宜上、宇宙は地上から100km上空のカーマン・ラインの外と定義されています。 カーマン・ラインを超えて最初に地球を映したのはアメリカ軍がドイツから接収したV2ロケットに積んだ無人インターバル撮影用に改造した映画カメラによる白黒写真でした。  ソ連に宇宙開発で後れをとったアメリカはマーキュリー計画をスタートし、7人の宇宙飛行士候補を選びます。 これがマーキュリー・セブンでオリジナル・セブンとも呼ばれ、1921年生まれのジョン・ハーシェル・グレン・ジュニア(John Hers

          ハイマチックが民生初の宇宙カメラになったことで始まったミノルタの「7」伝説

          喫茶らいぶのメニュー

           2022年1月22日に店主急逝で閉店した「喫茶らいぶ」のメニューを紹介します。 正式名称は「かふぇれすと らいぶ」で大喫茶を目指したのですが冷食手抜きなしの味が見抜ける顧客に支持されランチはもとより夜も満席続きでした。  庵野秀明監督がシン・エヴァQ&Aで哀悼を捧げていますが、作中にも「喫茶ライブ」と登場します。 豚骨ラーメンがお得意の菊川の喫茶ライブとは異なります。  こんなことならもっと真面目にメニュー写真を撮っておけば良かったのですが食事のついでなので全品網羅はでき

          喫茶らいぶのメニュー

          山口七夕ちょうちんまつりの秘密

           8月6日と7日に山口市の中央商店街開かれる七夕まつりは提灯を飾ることを特徴とするところから「山口七夕ちょうちんまつり」といわれます。 人口20万人の山口市で20万人が集まる山口市最大の祭りです。 総数3万個といわれる提灯はメイン会場の中央商店街のほかに交通交流広場、亀山公園、旧国道を埋めイベントが開かれます。 中央商店街とは中市商店街、米屋町商店街、道場門前商店街を指し700メートルが提灯のトンネルになります。  「ちょうちんまつり」は室町時代に周防・長門・豊前守護の大内

          山口七夕ちょうちんまつりの秘密

          炭酸のある暮らし

           炭酸水メーカーを買ったのは夏場のペットボトルの処理に頭を悩ませたのが一因です。  そもそも夏だとビールすら暑いのでペットボトルの炭酸水にしたら一口目のパンチ力にほれ込んだのに家人が便乗したので、500mLを1Lに切り替えてもペットボトルの量が大変でした。  自家製の梅酒や梅シロップがあるので炭酸水があると気楽に楽しめます。  炭酸は飲むばかりではありません。  地元にも天然炭酸泉の温泉があり、故障があると利用しています。  直にボイラーで加熱すると炭酸が飛んでしまいます

          炭酸のある暮らし

          地獄台以外も地獄になる秋吉台の盛夏

           秋吉台で地獄といえば石灰石が針山のように並ぶ地獄台が思い浮かびますが、盛夏に秋吉台で遊ぼうと思うと秋吉台展望台より北はあまりの暑さに危険な目に遭います。  要因は様々あります。 草原の照り返しが非常に強い 木陰がまれ 台上の保水力がほぼない ドリーネ、ウバーレは風が通らない 自販機や水飲み場がない 最寄りのコンビニまで10㎞ 盛夏の遊歩道は人通りが少ない  ですので、飲料で持参した2Lのペットボトルが空になることもあります。  最悪の事態は1914年(大正

          地獄台以外も地獄になる秋吉台の盛夏

          知る人ぞ知る曽和の湧水、青池、水神池

           秋芳町の曽和にあり水神を祀った社の前にある青い池であまり知られていないためか呼び方が定まっていない湧水です。  小さな池の底から湧出しており意外と深いので神秘的な青い水が印象的です。  社の下からも湧いており水量は豊富です。  社を背景にした佇まいもよく、近隣の方が手入れをするので清潔感があります。  大雨の後は濁るのでクリームソーダ色に変わります。  名の通り曽和にありますが道は狭いです。  観光地ではないので標識も駐車場もなく民家のすぐ横なので静かに速やかに見学しま

          知る人ぞ知る曽和の湧水、青池、水神池

          中国ビール事情

           20世紀のビール消費量は米国が一位だったのですが21世紀は中国が世界最大になっています。 十年ほど浙江省を訪ねていますが昔の中国は晩酌の習慣はなかったようです。 でも酒もご馳走も歓迎で、事あるごとに会食になり中国酒だけでなくビールも並びます。 ただし、昔は指定しないと冷えてないビールが出ていました。 それが近年は仕事が終わりの家でビールの一杯が浸透してきているようです。  中国と聞くと青島ビールを連想する人は多いでしょうが、急成長した雪花ビールが2006年からナンバー1です

          中国ビール事情

          私版:Alipayの日本語対応

           中国は電子マネー化が進み現金非対応の店も増え旅行者がお手上げになりつつあります。 ホテルやスタバのようにクレジットカードで支払えるわけでもないです。 上海市は旅行者の事情を理解して旅行者用にSHANGHAI PASSというSuicaのようなプリペイドカードを2024年6月から用意していますが浦東空港でもT2では扱うのにT1にはカウンターがないなどと取り扱いが限られるので入手が難しいです。  2019年にAlipayがツアーカードというミニアプリでクレジットカードに対応したこ

          私版:Alipayの日本語対応

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          MEADE LX90-20 + ASI 385MC+ ASI LIVE で見る深宇宙試写

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          カタクリの花:弟見山

          万葉集の巻十九に大伴家持が「物部乃八十𡢳嬬等之挹乱寺井之於乃堅香子之花(もののべの八十娘子らが汲みまがふ寺井の上の堅香子の花)」と詠んだ「堅香子(カタカゴ)」は鹿の斑点(かのこ)のような葉をもつカタクリのことといわれています。 歌の意味は「多くの女子が水をくむ寺井の傍らにカタクリの花が咲いている」と水温む季節の賑やかな光景です。 元々の片栗粉はカタクリの鱗茎を磨り潰し水にさらして粉だけを取り出した手のかかった澱粉ですが今日の片栗粉はジャガイモの澱粉にとって代わっています。

          カタクリの花:弟見山

          SeestarS50の電源をモバイルバッテリーで増強する

          SeestarS50のバッテリー容量は6,000mAhで約6時間の駆動が可能です。 冬至時期の新月に本気で観測すると6時間では足りませんし、露除けヒーターを付けるとさらに稼働時間が短くなります。 SeestarS50の充電はUSB-Cで行いますが、稼働しながらの充電が許容されているので外部から給電すれば稼働時間を延ばせます。 庭なら電源アダプター、野外ならポータブル電源を繋げば撮影途中のシャットダウンの心配は無くなりそうですが様々な天体を見ていくと電源のケーブルをSeesta

          SeestarS50の電源をモバイルバッテリーで増強する

          オキナグサ:秋吉台の花

          万葉集の巻十四の読み人知らずの東歌に「芝付乃 御宇良佐伎奈流 根都古具佐 安比見受安良婆 安礼古非米夜母(芝付の三浦崎なる根っ子草相見ずあらば我れ恋ひめやも)」とあり、この根都古具佐(ねつこ草、ねっこ草)はオキナグサだという説があります。 ただ、少なくとも現在の三浦半島では絶滅しています。 漢方薬として古くは1~2世紀に後漢で編纂された神農本草経に「白頭翁(ハクトウオウ)」と見えるのですが「鶏卵ほどの実がなる」などと記述が怪しくなります。平安中期の格式(法の施行規則)である

          オキナグサ:秋吉台の花