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今は下関総合車両所暮らしのクモハ42001


 最後は小野田線を走っていました。 長門本山駅への支線は盲腸線でホームが1両分だけというハンディキャップがあったので運転台が1両の前後にあるクモハ42001は都合が良かったのです。
 えび茶色といわれる国鉄色は大昔からのもので宇部線も小野田線もこの色でした。
 エヴァンゲリオンの庵野秀明監督は宇部の出身なのでシン・エヴァンゲリオンにクモハ42001が使われるのは自然(?)なことです。 新生湯と記念湯の脱衣所に使われるとは思いませんでしたが。

 2003年3月14日に引退したのですがサヨナラ運行はびっくりするほどの盛況だったので中の写真は撮れませんでした。
 その後、下関総合車両所で保管され「鉄道の日」のイベントでは中に入れた年もありました。 2024年夏に点灯撮影会がありましたがなかなか高額だたので見送りました。

 左にチラリと見えているのは2023年に解体されたクモハ11117です。
 新型コロナも一区切りついたので2024年は鉄道の日のイベントが以前の規模で復活しています。 クモハ42001も登場しましたが運転台から見るだけで側面や内部はお預けです。

 当然ですが冷房はありません。 天井に扇風機があるのですが、運転台にも専用の扇風機がついています。 ヒーターは座席の下にあるので眠くなるほど温かかったです。

 車籍はまだ残っているらしいのでどこかのイベントに現れることもあるかもしてません。

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