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大正洞

概要

 景清洞とセットの入洞料だとかなり安いですし、秋芳洞を含む3洞のチケットもあります。
 戦国時代から地元では知られていたらしく徴用されないように牛馬を隠す「牛隠しの穴」と呼ばれていましたが5層の立体洞窟だと判明したのは大正10年のことだったので「大正洞」となりました。
 実は景清洞から排出された水はこの大正洞にある犬ヶ森ポノールに吸い込まれているので水系は同じといえます。

犬ヶ森ポノール

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 最初の見ものは事務所のすぐ先にあります。
 左に通行止めがありその向こうが凹んでいるのが犬ヶ森ポノールです。
 2018年の大雨で崩落し拡大したための近寄れなくなりましたが鉛直に40メートルの穴があるそうです。
 三角田川に流れたゴミはこのポノールに溜められることになります。

牛隠しの穴

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 大正洞の入り口部分が牛隠しの穴といわれる部分です。
 最大開口部は傾斜が急なので左から回り込みます。
 目立っている石柱は天然記念物を示すものです。
 この辺りまでは古くから知られいました。

地獄

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 牛隠しから下層に下ったエリアは地獄と呼ばれます。
 ここからは停電するとアウトなので事務所で懐中電灯を貸してくれます。
 仁王門をくぐると最下層でこれから上る先の照明が遠くに見えます。
 入口と出口は別なのでその場で撮影しておかないといけません。
 地獄の終わりは階段ですが、ここより下方の構造は立ち入り禁止で奈落と呼ばれます。

極楽

 地獄と極楽は竪穴でつながります。
 一気に上がりますが側洞が多く面白い景色になります。

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 階段を登りきると左右に広がるホールに出ます。
 順路は左に上り、行き止まりまで往復してきます。

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 一番奥でも竪穴があり上方に抜けていきます。

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 奥からホールに戻ってくると最後のコースになります。
 複雑な横穴や獅子岩などの二次生成物を見ながら進みます。

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 本来は洞内に湖があって洞穴生物を感じることができますが乾季はただの泥になります。

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 通路を抜け切ると行き止まりの壁になりますがこの壁の上までは上がれます。

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 天井近くにも構造が見えますが極楽の上の階層は高天原はと呼ばれますが立ち入りできないのでトンネルから洞外に出ます。
 事務所までは行きと全く違う石灰構造物が見られるコースで帰ります。

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