お月様
ひときわ明るい夜空の一角
お月様だ
季節は秋
中秋の名月
でも満月ではなかったらしい
だけどそうだったんだって程度
ほんの少し欠けていることを認識できるほど
素晴らしい目は持っていない
ただただ美しいその姿
煌々としているさまは神秘的で
心が洗われていく
球体だからかな
闇夜を照らすほどの明るさなのに
直接見てるのに眩しくない
懐中電灯のような攻撃的ではない
寄り添ってくれる優しい光
乱視のおかげで何重にもなった幻想的なあの光景が
今月はもう一度拝めるらしい
人智を超えた現象が当たり前のように
すぐそばにあることに感謝しなくては