世田谷・松本記念音楽迎賓館、プレイエル・チェンバロすごかった
ホールを見に行った。
配置決めをするためだった。
さすがに素晴らしい音響のホールだ。
いろいろ話し合わないといけないのに、
そのお隣のサロンに惹かれてしまった。
グランドピアノサイズの
プレイエルのチェンバロ。
プレイエルと言えばピアノだが、
チェンバロを復活させた工房だそう。
館長の横田さんと
写真を撮ってもらおうとしたら、
「私も何か手に持ちます。」
横田さんはフクロウを手に取った。
ヤバい、大人しいフリをして
ネコかぶっていたけど、
彼のなかなかのお茶目な様子に
笑いが止まらなくなってしまった。
この楽器の製作を依頼したのが、
ワンダ・ランドフスカ。
超有名蓄音機、クレゼンダで
ワンダがこの楽器を弾いた実際の演奏の
SPを聴かせてもらったよ。
館長の横田さんが、
ハリを丁寧に下ろしてと。。
ブワンブワン音から
音楽になった。
腹の座った熱い演奏だった。
厳粛さが、私の背筋を伸ばしていった。
気功を受けているような
不思議な瞬間だった。
名演というのだろう。
蓄音機から出る音から
生命力がみなぎっていた。
事務局長の須藤さんや下村さんとも
出会って、
しばし話しに花が咲いた。
館長の横田さんと
1階シャンデリア下でも
一緒に撮ってもらった。
この撮影のために、
季節の色、
ステキな桜色のネクタイをしてくれた。
ジャケットは、少し暗めに変えてくれ、
めちゃオシャレなムッシュ!
私は、最近生徒さんにほめてもらった
左右の色チグハグレッグウォーマーを
つけて行った。
これでいいのか?
これでいいのだ。
ホールの見学に行ったのに、
それだけじゃない、
楽しい時間を過ごすこととなった。
そして、ホールで弾かせてもらった。
誰もいない。。と思っていたら、
横田さんが。。聴いていた。。
と、この写真で知ってびっくりした。
そうそう、もうすぐなんだな。
あと2週間ないんだな。
はじめてのことをやる、というのは、
子供心を持たないと
怖くてできないものだ。
充分大人になった今、
はじめてのことをやらせてもらえるのは、
本当にしあわせなことだと感じるよ。
前回の中野スペース415をもっと進化させ、
4月14日のこの松本記念音楽迎賓館では、
アナウンスを足したり、
出だしの音楽を変えたり、
手話をもう少し入れたり、
音楽療法で使うライアーの使用方法を
曲の中に取り入れたりするつもりだ。
ネコのベルちゃんも、
子供だけじゃなく、
大人ウケをニャらっているニャ。
チケットは、もうすぐ売り切れニャ。
でもまだあるから、来てニャ。