アキヤマが住んでみた。【石巻市編】 #05(最終回)
こんにちは、こんばんは、おはようございます。
アキヤマ ヒロシです。
住んでみた。石巻市編の第5回目です。
石巻市編 第4回目の更新からずいぶんと時間が経ってしまいました。
秋山は令和元年の初夏に仙台への移住をすませており、
現在では仙台市市民となっています。
ちなみに今回で最終回となる石巻市編ですが、
これは、2019年5月12日のお話です。
日曜日でしたので、
当然のように今回も前回に引き続き休日のお話です。
石巻滞在最終日の観光について書いていきます。
(今回も写真多めです)
この日は牡鹿半島の根本に位置するはまぐり堂で
お昼を食べる予定にしていました。
午前中に「サン・ファン・バウティスタパーク」に立ち寄って、
それから「Cafe はまぐり堂」に行きました。
まずは「サン・ファン・バウティスタパーク」です。
この地を後に、今からおよそ400年前、仙台藩主伊達政宗の命を受け、出航した支倉常長ら慶長使節とサン・ファン・バウティスタ号
とWebサイトに説明がされている、サン・ファン・バウティスタ号の
復元船が置かれているのがこの施設になります。
訪れた時間が微妙だったので、公園の上の方から船を眺めるにとどめました。
かなり巨大な復元船なので、ぜひ近くで見てみたいのですが、
現在は船の老朽化で壊れる恐れがあるとのことで、
船の中に入ることはおろか、近づくこともできなくなっているようです。
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さて、サン・ファン号をあとにして、
はまぐり堂がある蛤浜(はまぐりはま)へ向かいました。
蛤浜へは2017年の年末に石巻を視察した時にも訪問したことがあります。
ちなみにiPhoneのカメラロールを見直していて気づいたのですが、
私はその時と同じ場所で写真を撮っていました。
だからなんだという感じですが。
話を戻します。
蛤浜へ向かう遊歩道の入口にはツリーハウスがあります。
これは、Yahoo!のネット基金で東北に100のツリーハウスを作ろうというプロジェクトがあって、その中のひとつとのことです。
遊歩道を下りていくと、目の前に浜の先に広がる海が見えてきます。
現在、浜では整備工事が行われているので注意が必要ですが海の近くまで下りることもできます。
お昼の予約の時間まで少し余裕があったので海辺まで行ってみました。
3.11の際にはここでも大きな被害が出ました。
この海が浜に住む人たちの生活を根こそぎ奪っていったとはとても思えない美しさです。
お昼の予約をした時間になったのでカフェへ向かいます。
津波の被害を免れた古民家を改装したほっこりできる場所です。
「浜の昼ごはん」(お飲み物・お茶うけ付き)1980円(税込)
この塩むすびとお味噌汁が本当に美味しかった。
お茶うけのクッキーがはまぐりの形になっていて、一瞬わかりづらかったのですがカワイイです。
はまぐり堂のお昼ごはんは完全予約制になっているのでご注意ください。
行きたい人はWebサイトを見て連絡を。
たまたま、はまぐり堂を運営する「一般社団法人はまのね」代表の亀山さんがいらっしゃったので、ほんのちょっとご挨拶をしてから、こちらをあとにしました。
ちなみに、はまのねと亀山さんには、私が関わらせていただいている「まるまるまるもりプロジェクト」のメンバーのひとりである柴田さんが丸森町に移住してすぐに研修でお世話になったことということもあり、柴田さんについてもお話しすることができました。
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一路、石巻へと戻ります。
ちなみに今になってわかったのですが、
この写真の上の方、海の向こうに写っている町並がこのあとに滞在する女川のゲストハウスがある場所のようです。
さて、石巻に戻った私は「石ノ森萬画館」へ向かいました。
石巻編 第1回目と第2回目のタイトル画像に写っていた、白くて丸い建物がこれでした。
ここですが、訪れる前は完全にナメてました(すみません)。
震災で被害にあった場所ということで訪れておこうかなくらいの気持ちでした。
しかし、その気持ちは完全に裏切られました。良い意味で。
それをひとつずつ書いていこうと思います。
石ノ森萬画館のすごいところ①
館内の映像ホールでは、ここでしか観ることのできない映像が放映されているのですが、ここでたまたま入った時間に観ることができた、石巻のローカルヒーローの映像「シージェッター海斗 特別編」。
これが本当にすごかった。
(ここからはわかる人にわかれば良い感動ポイントになります)
・仮面ライダーのスーツアクターでおなじみの高岩成二が生身で出演!
・仮面ライダーカブトに出てたガタックの佐藤祐基が主演!
・脚本が三条陸!
・そして怪人のデザインが今は亡き、韮沢靖!(これが一番感動した)
などなど、
平成仮面ライダー好きには今すぐ観て欲しいレベルのやばい映像でした。
そうでなくとも、ジェットスキーを使ったアクションも普通にすごかったので十分楽しめる出来なのではないかと思います。
石ノ森萬画館のすごいところ②
訪問したときには、たまたま仮面ライダー特別展示が行われていたのですがこれがすごかった(いま現在展示は終了してしまいました)。
平成ライダー20周年の記念展示だったようですが、
2000年放送の「クウガ」のスーツと、2019年放送の「ジオウ」のスーツが、おそらく撮影に使われた実物が飾られていました。
もうその場に立っているとしか思えない感じで、テレビで映っているスーツが目の前に展示されていて、感無量。
こんな展示がされているのに、人があまりにも少ないので、スーツの細部がどう作られているのかまで、かなりじっくり見ることができました。
石ノ森萬画館のすごいところ③
平成ライダー20周年の展示もすごかったのですが、常設の仮面ライダーの展示もすごかったです。
中でも圧巻なのが、昭和ライダーから平成ライダーまでの全ライダーのマスク(お面)お面がずらっと並んでいる展示です。
さながら映画のアイアンマンのトニー・スタークの自宅のような感じです。そしてそれぞれのマスクに充てられる照明も素晴らしく、ケータイのカメラで普通に撮るだけで、かなりカッコいい写真が撮れてしまいます。
あと、仮面ライダー1号もそこにいるような感じに展示されていました。
カッコいい。。
そして、建物の外には仮面ライダードライブに出てきた車(トライドロン)が展示されていました。
エンジンルームを覗いてみると、ベース車両であるホンダNSXのエンジンが収まっていたので、おそらくこれも実際の撮影で使用され、走り回っていたものと思われます。
(実は、入館前にこれを見かけていたので、その時点でかなりテンションは高まっていました)
以上、主に仮面ライダー絡みの感動ポイントでしたが、十分に萬画館を堪能できました。
石ノ森章太郎氏(の銅像)とかたい握手を交わして、石ノ森萬画館をあとにしました。
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石巻滞在の最後の夕食は、「大王」(ターワン)へ。
私が所属するラナエクストラクティブのチーフのひとりが、以前の職場にいた時、石巻へ出張するための理由にしていたとまで話していた、ウワサの味噌タンメンを食べに行きました。
とてもキレイ、とは言えない店内でしたが、確かにスープはかなり美味しかったです。
最後に、2日目にも訪れた「ニュー魯曼停」 を再訪して、石巻滞在のラストを締めくくりました。
(お酒の写真を撮り忘れていました)
次の日は、チェックアウトしてすぐに朝から女川町へ向かう予定です。