就職活動の前に必ず準備しておきたい2つのこと
仕事上、企業側の立場として採用面接をすることが多いのですが、学生の皆さんはエントリーシートを作成したり面接の練習をしたり、しっかり準備して面接に臨んでいると思います。
一方で企業側も、いろいろな立場の人がいろいろな視点で学生さんとの面接に臨んでいます。
今回は、企業側の立場から就職活動の学生さんが必ず準備しておいた方が良い2つのことについて、お伝えしたいと思います。
そもそも企業とはどんな存在なのか?
企業は社会に対して何らかの価値を提供するために設立されています。
企業には「我々は何のために存在しているのか」という存在意義や目的があり、それは夜空に輝く北極星のように必ずそこにありブレないものです。
この存在意義や目的はパーパスと呼ばれており、その企業で働いている社員はこのパーパスに共感し、その目的を達成するために誇りを持って仕事をしています。
就職先を選ぶ際は、企業のパーパスに共感できることが最も重要です。自分の価値観と企業のパーパスが合致していること。
これがないとゴール地点のわからないマラソンのように途中で道に迷ってしまい、どこへ向かって走ればいいのかわからなくなってしまいます。
【各社のパーパス】
TOYOTA:未来のモビリティ社会をリードする
NIKE:スポーツを通じて世界を結束させる
Google:世界中の情報を整理し、世界中の人々がアクセスして使えるようにする
就職活動の前に何を準備しておけばいいのか?
まず、企業側は学生さんのどこを見ているのかということですが、その学生さんが企業の求める人材像にマッチしているか、仕事で活躍できるかの2点に集約されます。
企業の求める人材像にマッチしているかという点は、企業のパーパスにどれだけ共感しているかということになります。
これまでの人生でワクワクしてきたことを整理し、そのワクワクの源を特定しておくことが重要です。
このワクワクの源がいずれ仕事の価値観となり、更には人生観や人生の使命となっていきます。
企業のパーパスが人生を通じて成し遂げたいことと合致していれば、非常に高いやりがいを持って、常に自分ごと化した仕事ができるでしょう。
仕事で活躍できるかという点は、企業の求める人材像にマッチしていることが前提となりますが、生まれ持った能力や才能を仕事に活かせるかということになります。
これまでの人生で能力や才能を発揮してきた場面を整理し、生まれ持った能力を特定しておくことが重要です。
企業のパーパスが人生を通じて成し遂げたいことと合致している上に、生まれ持った能力が仕事に活かせることができたら、その企業で活躍できることは間違いありません。
ワクワクの源と生まれ持った能力を特定し、これらを深く理解しておくことで、セルフエスティーム(自己肯定感)が高まり、エントリーシートに記載する内容や面接での発言にも深みが増し、その仕事に就きたいという想いが企業側に届きます。
ワクワクの源と能力を発見してみませんか?(先着10名様限定)
人は自分自身のことは分かっているようで、実はよく分かっていません。
自分のワクワクはコレだと分かったつもりでいても、実は子供の頃に親や学校の先生から刷り込まれたものであることも少なくありません。
無意識レベルまで刷り込まれてしまったものを、自分で認知することは非常に困難です。
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内容:認知科学ベースのコーチングセッションを行います。ワクワクの源と能力を発見します。
対象者:就職活動を予定している学生
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認知科学ベースのコーチングってなに?という方は、以下の記事をご覧ください。