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酔っぱらいの木に綿がぶら下がる季節となりました
パロ・ボラッチョ(酔っぱらいの木)に泡のようなわたがぶら下がっています。
ちょっと前までは大ぶりのアボカドのようなラグビー型の緑色の実がぶら下がっていたのですが、ぺらりぺらりと皮が剥げて、こんな綿がむき出しになりました。
この木はアルゼンチンで街路樹になっていたりあちこちで見かけるのですが、特徴はこれだけじゃなくて
幹がこんなにとげとげ!かなり固いとげがついています。その上、全体も
こんな風に膨らんでいるのです。水を貯えるためだそうで、ということはもとは乾燥地帯の木だったのかな。
こんな幹が緑色なのは、光合成するためだそうで、幹に弦などが巻き付かないようにとげがあるのだそうです。
綿に包まれた種からは油も採れるし、綿は布団などの詰め物に使えるし、幹はカヌーに使われるし、特徴だらけの木だなあ。ずるいじゃないか。
日本ではトックリキワタと呼ばれ、ボリビアから運ばれたものが沖縄などにあるそうです。
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