ボロい車が好き
アルゼンチン、街並みも道具も、古いものがいい感じで残っているなあとよく思います。
建物、道(石畳)、壁、家、家具、車、自転車、カメラなどなど。
古い木もたくさんあります。
散歩していると、ただ残っているのではなく、あえて古いものを残しているんだな、気づく場面がたくさんあります。新しいおしゃれなお店でも、古い石造りの立派な彫刻を派手な色に塗っていたり、レンガの建物を今風にアレンジしたりしています。建物自体を全部建て替えちゃう、ということが少ない。だからその辺に生えている木も残されて、屋根をぶち抜いたり、木をよけてテーブルを並べたりする光景をよく見ます。
車も同じく、懐かしい感じの車から、明らかに私が生まれる前の車を見かけることが少なくありません。
もともと車に興味はありませんでした。
日本で運転はしていたものの、どんな車に乗りたいかなど考えたこともなく、強いて言えば酔いやすいセダンは避けたいな、丸いより四角いほうがかっこいいな、(ざっくり!)くらい。
ところが、こちらに来てからクラシックカー、ビンテージカー、古い車、へこんだ車、ぴっかぴかの車、でっかい車、ただのボロ車、いろんな車をよく見るようになり、いつの間にかあれかっこいい!と思う瞬間がありました。どうやら、私はごつごつした金属感がある車が好きらしい。
新しいつやつやした曲線がなめらかな車より、色あせて、いろんなところが擦れていて、角ばっているの、鉄の匂いがぷんぷんしてきそうな車。
マニュアル車の免許を取ったことで、自分でもそんな車を動かせるんだ気づいたら、ますます好きになりました。
とは言っても、もともと知識がないので、見てどこのメーカーの何とか、どんな価値があるとかはさっぱりわからないのですが、気が付くとスマホのカメラを向けていて、いつの間にか車フォルダができてました。
いくつかご紹介。
古い家の古い車。しかも隣が線路!
上にボトルを乗せられている車は、売られている合図です。
べっこんべっこんだけど色も形もたまらない!
通り過ぎる車窓からパチリ!色がいい!
キャンピングカーもよく見かけます。
大丈夫かしら、という感じだけど、わざとなのかなんなのか、心を揺さぶられるこのボロパッチワーク!
シンプルな形とおしゃれな色!
絵になるかっこよさ。車の中は花びらだらけ。立派な車がどこでも路駐されてるところがしびれる。
座ってみたい。
番外編、遊び心!
窓越しで。
クラシック!
中でもどんぴしゃのタイプがこの車。持ち主さんともお話して、たまに見に行かせてもらってます。
そしてこれ。ためいきしかないこの色と形...。
いくつかじゃなくて、たくさんになってしまいました。
そのうち撮らせて!じゃなくて乗せて!と言ってみたいなあ。
好きなことを書いて好きな写真をあげているだけですが、サポートしてくれたら張り切っちゃいます。