2024年に見た映画をこつこつまとめていく記事(映画以外に行った思い出も若干あり)その2
はじめに
2024年の前半(1月~6月)にだいぶ突っ走った感じですが、7月からじわじわと夏がやってきて夏に弱い自分は活動的じゃなくなりました。とりあえず半年すぎたので、7月以降の記事を別にしました。美術展とかいけたのが良かった。
個別記事にするほどの感想はかきませんが、ネタバレには配慮しないので、ご注意を!
7月、サラール公開、仕置人DJ公開、デ・キリコ展参加、久々の邦画鑑賞。
7月3日(水)キネカ大森さんIMW2024「タライヴァー」鑑賞
チケット取りながらも、発熱でいけなかった前回。改めて初鑑賞。
なお春の池袋では英語字幕上映があり、その人気を受けての日本語字幕化なのかな。
サティヤラージさんが今回は父親役。なんというか、前半の明るいタラパティ映画から、後半が暗い、重い。それなりの希望をもった終わり方なんだが、すっきりしない。嫌いじゃないが、2回目鑑賞の機会がもしあるなら、体調良い時に見たいな。
7月5日(金)「サラール」IMAX鑑賞。キネカ大森さんで「梟」と「盲目のメロディ」2本立て鑑賞
「サラール」なんとなく前々からプラバースさんの新作は日本でほぼ確実に公開されるであろうみたいなポストはちらちら見かけていたのと、KGFの監督さんということでちょっと期待して、がちファンというわけでもないのに、初日かつIMAX鑑賞を決めてしまった。
KGFよりもすっきり感が少ないのは、続く……で終わった後に、次作が決まっていないせいかも。KGFは2作同時にきてくれたから。そういう意味では続きが気になるモヤモヤを抱えた終わり方。
ボビー・シンハー氏演じるキャラが、凄い新鮮だった。
ジャガパティさんは安定のポジションだけど、なんか息子の行動予想できなかったのか、可哀想だった?
親友同士の話は好きなはずなのに、今のところ刺さらなかったな……なんでだろ。
そして名画座2本立てで「梟」と「盲目のメロディ」。こちらはチケット購入時に渡される整理券で入場、記念すべき1番をゲットしたものの、1本目に鑑賞する映画の作品名が記載されるので、手元の券には「盲目のメロディ」の表記はなし。鑑賞記念と思ったが、残念。
本命はインド映画の「盲目のメロディ」だったが、「梟」もハラハラどきどきで鳥肌が立った。盲目繋がりでのこんな組み合わせだからこそ見る機会が得られた作品。
そして「盲目のメロディ」実は先に円盤買っていたんだけど、映画館で初見は味わいたかったので、待っていて良かった。そして面白かった。冒頭のシーンの伏線が最後に見事回収されていくのが気持ち良かったが、あの伏線すら「本当」なのかどうか判らない。
一日3本みたら、もう最初のサラールの感想とんじゃったね……
7月6日(土)新文芸坐さんで「お気楽探偵アトレヤ」鑑賞。グランドシネマサンシャインさんで「サラール」2回目鑑賞。
あちこちでインド映画が上映されているせいか、アトレヤの入りはそこそこだったが、自分はこれを選んで良かった。あのスクリーンと音響で見ると、年末年始に散々みたはずのアトレヤが、新鮮だった。そして久々だけど数回見ていたお陰で、今回はすっと物語が気持ちよく位になじんでいく。伏線の回収の見事さも再確認。
池袋でのはしご、ということでグラシネさんで「サラール」2回目。2回目の方がよく理解は出来た。それにしても、ヒロインがこんなにもヒロインしていない映画、珍しい。ただの傍観者、というかKGFでいうところのお茶くみ君のポジションだよこれ。
で、ヒロインはヴァラダだったな。ただこのヒロイン、守られるだけじゃなくて、判っていてやっているところもあるだろうから、あざとヒロイン。
7月18日(木)丸善アトレ川崎「文豪クリームソーダ2024」初参加
文豪シリーズ、去年は終わった後に知ったので、今年は事前に情報つかんでやっとの初参加。平日の夜ということもあって、店内がすいていて助かった。夕食もまだなのにクリームソーダを食べるこの背徳感。
これは与謝野晶子「みだれ髪」。うっすら紫とピンク、アイスの上の砂糖菓子は「蝶と小花」かな。
7月19日(金)キネカ大森さんで「仕置人DJ」初鑑賞
7/12の公開から2週目になってやっと鑑賞。まだプシュパとザ・フェイスしか見た事ないので、アッル・アルジュンさんの本来?の映画というべき作品?にはじめて触れたな。冒頭でこのおじさん良いなぁって思う人、だいたい最後まで居てくれないのなんで。しんどい。プージャ・ヘグテさん、今まで見た中で一番格好良い。主人公よりもたまに男前になる。
あと「SEETI MAAR」の中毒性が凄い。
7月20日(土)上野「珈琲王城」さん久々訪問、池袋HUMAXシネマズ「仕置人DJマサラ&スッバラージュさんオンラインミーティング」参加
新参者の自分が参加して良いものか迷ったが、座席がまだある時に、どなたかの「行ける人は是非参加を」のポストに後押しされて、参加。
その前に、三菱鉛筆さんがやっている『o-i STUDIO(オーイスタジオ)』で文房具体験しようかと朝イチからいったのに、事前告知もなく「今日は貸し切り」って張り紙をオープン直前にバンと貼りだされて、若干モヤモヤしながら、時間潰しどうしようと思って、折角なので上野の「珈琲王城」さんにコロナ前ぶりに立ち寄った。
相変わらずここのパフェは大きすぎて……。(この時はまだハーフサイズも発売されていなかった)
一生分の生クリーム浴びて、若干くらくらしながらHUMAX池袋さんへ。
オンラインミーティングで、初スッバラージュさん。皆に愛されるのよくわかる人柄だった……。
当日いきおいのままポストした感想、こっちにも転記しておく。(イーロンが数年たったポストは消すみたいなことを言っているとか言っていないとかいう噂を聞いたから)
オンラインミーティングの後のマサラ、前日に一度見ていて話を分かっていても、全然楽しさが違った。スッブさんの演じるキャラもより一層愛しいサイコパスに思えた。
7月23日(火)新文芸坐さんで「本陣殺人事件」鑑賞
先日なくなった中尾彬さんの出演作特集としての上映。
平日20時台でなおかつインド映画にくらべれば半分くらいなので、終電間に合う時間に帰れるの有難い。
経年劣化でフィルムが色あせているけれど、それが少しセピアで、かえって雰囲気を出していた。前々から気にはなっていたものの、今回初見。
見る前の想像
・中尾彬さんの金田一耕助ってどんなん?
・田村高廣さんの賢蔵ぴったりや
見た後の感想
・中尾さんの金田一、自分では有りだ
・田村さんの賢蔵、思ってたんと違った
長くなりそうなので、別記事で感想書きます。
7月26日(金)上野・東京都美術館「デ・キリコ展」、池袋の新文芸坐さんで「幽霊屋敷の恐怖 血を吸う人形」と「ムンナーマイケル」のライティング上映鑑賞。
平日なので午後休み取った。
デ・キリコ展は山田五郎さんが既に解説動画あげているから来場者多そうだな、と思いつつ、行ける時に行かねばと意を決しての参加。確かに混んではいたが、まぁなんとか作品に近付けただけでもよし。
そして解説動画見てからの鑑賞でも、なかなかに独特で。理解する必要はないのだろうけれど、理解が及ばないものに対する自分のテンションはそう上がらないんだな、と思ってしまった。これはこれで楽しいんだけど、やはり作者がどういう気持ちで描いたか、とかそういう観点で見たいんですよね。
売店で売っていたポストカードも、自分が欲しいと思った柄は取扱いがなかった。
そして池袋に移動して、新文芸坐さんで中尾彬さん特集の2作品目として「幽霊屋敷の恐怖 血を吸う人形」。これの感想は、先の「本陣殺人事件」と一緒にして、別記事でこちらに書いてます。
それからちょっと夕飯たべて、そのまま同じ新文芸坐さんで「ムンナーマイケル」のライティング上映。
凄かった……ライブ、コンサート会場みたいだった。
ナワさんのダンスシーンでライティングないのが可哀想だったけれど。
砂漠ですらライティングあったのに。
7月27日(土)推し活はしごからの、シネ・リーブル池袋さんでの「ビースト」鑑賞。
原宿のリシューさんでラテアートしてもらって、そのままオシアドさんで推し茶作ってもらって、池袋にって「ビースト」日本語字幕の鑑賞。
なんというか、面白かったし、不満はないんだけど、ビーストの何とも言えない不完全燃焼感はなんだろう。タラパティ映画に求める要素がこれじゃないというか。タミル映画らしくない?という感想もちょっと違うか。
銃でのアクション……よりも、拳で殴るのが見たかったというか。
全体として良かったんだけど……なんか、なんかなぁ……。
ただ英語字幕だったらきっと本当に???になるので、やはり日本語字幕は有難かった。もし2回目鑑賞したら、感想も少しは変わるのかもしれないが、これを2回目見るよりも、タラパティ映画のまだ未見の作品に出会いたい。
暑さで出不精になった8月。半月過ぎても映画は1本も鑑賞していないことに気付く。
8月1日(木)アトレ川崎の丸善さんで「文豪クリームソーダ」2回目参戦。
そう何度もいけないので、平日夜のすきっ腹に2個オーダー。
8月2日(金)上野・東京国立博物館「神護寺展」
この週末に日曜美術館で特集されてしまうらしい、そうなると来場者が一気に増えてゆっくり鑑賞できないかも?!と急遽参加を決めた。
結果、このタイミングで行って良かった!ストレスなくゆっくり鑑賞出来た。客はそれなりに入っていたし、時間別予約がなくて不安だったけれど、中が広いこともあってじっくり像をぐるぐる回りを巡りながら鑑賞できたし、曼陀羅の迫力は生でしか体験できない貴重なものだった。
売店でそんなに買うつもりはなかったのに……。
8月9日(金)虎ノ門「南インドキッチン」にて、ジガルタンダシリーズのメニュー味わう
ジガルタンダ・ダブルXの全国公開おめでとうございます。
特別メニュー、初日だし混むかな……と思いつつ夜にうかがったら座れるくらいには空いていたので、お持ち帰りで帰る予定だったけれど、急遽店内でミールス注文。
美味しい……んだけど、量が!量が多くて。結局半分も食べられなくて、勿体ないからお持ち帰りに包んでもらった。
8月24日チネチッタ川崎さんで「ポライト・ソサエティ」鑑賞。
シスターフッド+カンフー。ボリウッドの精神を伝えるがこれはインドで制作されたわけじゃなく、パキスタン系イギリス人のヒロインが物理で敵を倒す映画。楽しかったんだけど、章立てみたいに区切られていて、不思議な演出だった。あといきなり中盤で急に流れる 浅川マキさんの『ちっちゃな時から』に度肝を抜かれた。後ろで小さく聞こえる、じゃなくて、がっつりかかりました。そしてこれがまたクセになる。
内容が濃い作品(舞台、映画)が大集結の9月鑑賞
9月2日(金)TOHOシネマズ川崎さんで「モンキーマン」鑑賞。
正確にはインド映画ではない。出演者、監督、内容もハヌマンを出してくるけれど、インドで作られた映画ではないので、がっつりハヌマン要素がある割にインドらしさが薄い印象。
配給会社の売りが「ジョンウィックのスタッフが集結して作成」って辺りだったようだけど、ある意味それは当たっていて、自分が感じた「ジョンウィックにおける爽快感のない長いアクション」ってのがこの映画で見えてしまった。インドで作られていたなら、見ていてスッとするアクションだったんだろうな、と。
陰鬱とした主人公の生活から、じわじわと復讐相手に迫っていって、最後は成し遂げるという話、映画本編にずっと漂い続けるこの暗いよどんだ空気。
中盤というか後半で隠れ場所で修行するシーンで、若干音楽的な盛り上げはあったものの、その熱量を後半に一気に……ではなく、やはり一旦鬱々とした場面に戻ってからのラストだったからなぁ。
9月5日(木)アクアシティお台場「G.O.A.T.」FDFS鑑賞。
ヴィジャイさんの最新作「THE GREATEST OF ALL TIME」のFDFS(初日初回)鑑賞。勿論まだ日本語字幕はない届きたてほやほやの最新作。
前作LEOが良かった判明、その前の2作がいまいち自分には向かなかったので、期待半分で行ったけれど、今回のGOATは好きなタイプの映画でした。
かけたら別記事で感想書きます。
9月6日(金)「うみねこのなく頃に~Stage of the golden Witch~Episode4」 -UNtrueth-/-End me.-鑑賞
うみステのエピソード4、昼公演「UNtrueth」夜公演「End me.」を連続鑑賞。昼が前半、夜が後半ということです。
進戯団 夢命クラシックスさんのうみステシリーズ、もう毎回クオリティ高くて、見る前から安心感はあったけれど、生の舞台はそんな予想を軽く超える凄いものを見せられるんですよね。
(前日のGOATの感想、うみステで脳内からぶっ飛んだ)
あと、この昼公演と夜公演の隙間時間に、中野ブロードウェイの「墓場の画廊」さんの宇宙刑事シリーズのポップアップストア行ってきました。
9月13日(金)なんどりさん久々訪問、キネカ大森さん「G.O.A.T.」英語字幕2回目鑑賞
人間ドックの後、GOATまで時間があったのでなんどりさんへ久々にいってミールス味わってきました。酸味があって、ぺこぺこのお腹にすいすい吸い込まれて行きました。
本当はこの日、「ジガルタンダ・ダブルX」の全国公開初日だったので、キネカさんで連続鑑賞できるスケジュールがあったんですが、人間ドックはもう半年以上前からこの日しか予約できなかったので、泣く泣く初日鑑賞は諦め。
9月16日(月・祝)シネマノヴェチェントさんで「マーク・アントニー」鑑賞、新宿ピカデリーさんで「ハヌ・マン 特別トークショー付き先行上映会」
とにかく楽しい映画が見たかった、ということで何回目かのおかわり。
アントニーだー!を浴びた後、新ピカさんの上映まで間があったので、虎ノ門でジガルタンダのコラボメニューを。
インドエイガさんで英語字幕を3回くらい浴びて話は判っているものの、やはり日本語字幕で見るのは良い。会話シーンは特に日本語字幕でやっと本当の意味で理解できるわけで。
個人的に、日本語字幕がついたことで一番しんどくなったのはお姉ちゃんの最後の科白。英語字幕で見ていた時はハヌマントゥに対して、あなたが無事でよかったみたいなことを言ったのかと思っていたが、日本語字幕で「信じてあげられなくてごめんね」だったのを知って、一気に涙が出た。弟にぷりぷり怒ったり諭したりしていたお姉ちゃんの最後の言葉が、謝罪だなんてしんどすぎるよ。
9月17日、18日キネカ大森さんで「ジガルタンダ・ダブルZ」鑑賞
公開初日に
9月21日(土)チネチッタさんで「劇場版パトレイバー」リバイバル上映鑑賞、神保町シアターさんで「銀河鉄道の夜」鑑賞。
当初の告知ではオリジナル音声という話だったけれど、結果として全国公開されたのは撮り直した後年の音声だったというハプニングはあったものの、チネチッタさんのLIVE ZOUNDという音響で聞けた川井憲二ミュージックは最高だった。
あと記憶補正があったのか、思ったよりも内容が短かったな。もっと刑事さんたちが犯人の足取りをめぐってあちこち尋ねていくシーン長かった気がしたのに。そしてラストも「あれ、こんなんだっけか?」と。
パンフが初日完売で入荷の予定は今のところないってのは、ちょっと残念だったな。
そして神保町シアターさんの「銀河鉄道の夜」は35mmフィルムでの上映。
実はパトレイバー見に行く前に整理券だけは先に朝イチで確保していた。
(指定席せいじゃないのが個人的には面倒なんだが、地元密着型映画館の仕様上仕方ない)
何年ぶりに見ただろう、やはり良い。なんていうか、この世界観が良い。はるか昔に初めて見た時は「なんで猫」と思ったけれど、猫だからこそ良かったのだと再認識。人間で描いてしまっては伝わらないものもある。
ちなみにこの神保町シアターさんのすぐ近くの文房堂さんは、入口が「注文の多い料理店」仕様なんですよね。
そのギャラリーでいくらまりえさんという方の個展(展示)があるそうで、お邪魔してきました。なお下の写真の左の大きなガラス窓の手書き模様もそのいくらさんの作品だそうです。
アクリル絵の具で描く空間アート。この日は開催から3日目でまだ途中だったようですが、最終日にはみっしりの空間アートが完成したようです。
9月22日(日)新文芸坐さんで「WARウォー!!」鑑賞
この音響で浴びるWARは身体に良い。
この後パターンとタイガー3の連続上映だったので、実質ルトラ大佐3部作(勝手に自分がそう呼んでいるだけ)だったんだけど、腰痛がひどくてWARのみ鑑賞。
WARの大佐は結構白髪交じりなんだよなぁ。パターンだともっと黒髪なんだけど。パターンの方が若干時間軸は前なんだろうか。
9月27日(金)新文芸坐さんで日本最終上映の「皆はこう呼んだ、鋼鉄ジーグ」鑑賞。
公開当時、タイトルのせいで鋼鉄ジーグの実写映画と勘違いされ、見てもいないのに批判コメントする人もいたという不遇の作品(らしい)。
この何とも言えないGoogle翻訳みたいなタイトル、本国での正式に公式が付けたタイトルらしいので、日本の配給会社が勝手につけたわけではなく、監督さんの思いによるもののようで。
日本での上映権が切れる、本当に最後の上映ということで行ってきました。
監督さんのジーグ愛、実写ではなくジーグオタクなヒロインを通じて、チンピラ主人公が生き方を少しずつ変えていくという話。
というか、やばいヤツらから逃げる為に入った水中で、これまた明らかにやばい科学汚染された水を飲んでしまったことで超人的な怪力パワーを手にしてしまう主人公という設定。
ヒロインとのセックスシーンもあるので(着衣のままだけど)子供向けじゃないが、ある意味こういうオマージュもあるのかと感心してしまった脚本。
嫌いじゃないよ、こういうの。本当に好きな人は好きだと思う。
最後の最後に見る機会を得られて良かった。
9月28日(土)代々木公園「ナマステ・インディア」参加、神保町シアターさんで「黒蜥蜴」鑑賞。
朝イチでナマステ・インディアのため代々木公園へ。
去年は暑さでへとへとになったけれど、今回は少し曇り空で直射日光がない分少し楽だった。とはいえ、湿度が凄くて汗びっしょりだったけれど。
スペースボックスさんでジッラのDVDとアクスタが買える日がくるなんて。
誕生日前にかえて、嬉しい。
ムンバイさんが「花嫁はどこへ?」の劇中に出てくる「ブレッドパコラ」をコラボメニューとして再現。これ1個でお腹いっぱいになって他の美味しそうな食べ物どれも食べられなかったので、これはお持ち帰りにすべきだったな……。
9月30日(月)新文芸坐さんで「ムトゥ踊るマハラジャ」鑑賞
日本公開25周年でデジタルリマスターされたバージョン。
脚本とか服装に当時を感じさせるものの、リマスターしただけあって映像綺麗だし音も心地よかった。
自分にとっての初ラジニ様が「ダルバール」の配信、そして映画館での初鑑賞は「ロボット2」、2回目が「カーラ 黒い砦」つまり近年ばかりだったので、若い頃はこんなにも表情豊かに演じていたんだという新鮮な発見があった。
特に、「ジガルタンダ・ダブルX」にてレイSir(キルバイ)がシーザーに対して「ラジニカーントという新人が出てきている。顔もいいし、演技もうまい」という科白があるが、それを受けてからの「ムトゥ」は色々と感慨深い。
男性も色白俳優がスターになる時代に、色黒スター俳優の誕生。
確かにこの「ムトゥ」に出てくる「旦那様」も色白の俳優さんなのだ。それに仕えるのがムトゥ。色白の旦那様が惚れ込んだヒロインを、最初は毛嫌いしていたのに……という話。
途中で老けメイクでの二役もあって、一筋縄ではいかない物語。楽しかった。それにしても1曲の中で何回衣装替えがあったんだろう。目まぐるしかった。
今回、新文芸坐さんが配給元に眠っていたパンフを仕入れてくれたので有難くも買わせてもらったが、なんと52頁。凄い……もう映画パンフの厚みじゃない。ムック本だよ。今回ので全在庫完売したようなので、もう今後は手に入らない貴重品。大切にしていこう。