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寄付を受けた空き家を自治体が安く提供

先日電話取材をうけた中で出た、不動産屋さんがないような地域において、自治体が空き家の寄付を受けてそれを安く提供するケースですが、以前岐阜県東白川村というところで「東白川村リユース事業」として紹介したことがあります。

「東白川村 Reuse(リユース)事業」とは・・・

空き家を安く提供することを目的として、東白川村が令和元年より始めた移住定住推進のための事業です。
特徴は、村の人口対策のために、空き家所有者の理解の「寄付」によって空き家が自治体へ提供されていることです。

寄付によって村へ提供された空き家は、残家財の整理を終えて空き家バンク
へ「寄付物件」として搭載
されます。

寄付物件の売買価格は、残家財の処理費家屋の小修繕費程度の価格で提供が可能となりました。
また、空き家の残家財の整理作業で発生した家具、食器類も好みの家具、食器類を一回の持ち出しに限り、数、量の制限なく無料で Reuse(リユース)することができます。

現在「東白川村空き家バンク」で順次掲載されています。

今日現在このような物件が売買価格100,000円から掲載されています。

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空き家問題で困っている自治体でも、寄付という選択に舵を切るのはなかなか難しいところです。

とんでもない廃屋を寄付されやしないか、面倒な物件を押し付けられるのでは、といったことを考えてなかなか踏み切れない自治体が多いですし、寄付を断っている自治体も多くあるようです。

よほどの状態でない限り、意外と状況が悪くても古い物件にはニーズがあるし、面白いスポットに生まれ変わる可能性が高いので、何もない地方こそこういった思い切った施策をとって欲しいです。

空き家の可能性に挑戦!!

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