自然派移住が増加中?高原町で空き家を売るタイミングと相場を検証
皆さま、こんにちは。宮崎市在住の不動産会社社員・中村と申します。
近頃、「自然の中で暮らしたい」「スローライフを実現したい」と考える方が増えているのはご存じでしょうか?
宮崎県の西部に位置する高原町(たかはるちょう)は、霧島連山の恵みを受けた豊かな自然とほどよい観光資源が融合する地域として注目度が急上昇中です。
そんな高原町の空き家を売るなら、今がまさに“適期”と言えるかもしれません。今回はその理由と相場の傾向をお伝えいたします。
高原町が“自然派移住”に選ばれるワケ
高原町は霧島連山の麓に位置し、標高が高めなので夏場でも比較的涼しく、冬にはうっすら雪が積もることもあります。豊富な湧き水や広大な畑、牧場が点在し、季節ごとに違った表情を楽しめるのが魅力です。登山やハイキング、キャンプなどアウトドア志向の方には理想的な環境。
また、近年は“道の駅”や地元の産直市が話題になり、新鮮な野菜や特産品を求めて足を運ぶ観光客が増えています。
こうした自然環境に惹かれて、県外からの移住希望者が増加中。
特に「リモートワークOK」「週末はアウトドア三昧」というライフスタイルを夢見る方々にとって、高原町はぴったりのロケーションなのです。
空き家売却のタイミングと相場は?
1 売却タイミング:移住が加速する今がチャンス
コロナ禍以降、リモートワークや地方移住への関心が高まっています。高原町も例外ではなく、“自然の中での暮らし”を求める方が物件を探すケースが増加中。この流れがしばらく続くと考えられますから、空き家売却を検討している方は今の時期が狙い目です。
2 相場:築年数・立地で変動大
高原町内でも、霧島連山が一望できる高台の物件や、湧き水に近いエリアなどは人気が高く、相場がやや上振れする傾向があります。一方、築古物件でも敷地が広い場合や、リノベーション向きの家屋であれば付加価値をつけやすいです。地元の不動産会社と相談しながら、適正価格を見極めていきましょう。
3 補助金制度などの活用
高原町や宮崎県では移住者支援制度やリフォーム補助金などを設けている場合があります。これらを積極的に情報提供することで、買主が“費用負担を抑えつつ、理想の住まいを手に入れられる”と感じ、購入意欲が高まる可能性があります。
“アウトドア&健康”をキーワードにPRする
高原町の空き家をアピールするときは、やはり“アウトドア”と“健康的な暮らし”を強調するのがポイント。
たとえば、物件の周辺にあるハイキングコースや、湧き水スポット、キャンプ場などの写真・動画を用意して、“ここに住むとこういう楽しみ方ができる”と伝えるのです。
また、気候の涼しさから夏バテしにくいことや、新鮮な野菜や畜産物を入手しやすい環境も大きな魅力になるでしょう。
【売却エピソード】
私が担当した物件は、高原町でも特に景観の良いエリアにある築50年の平屋でした。
売主さまは「古いし、山道が多い場所だから売れるか不安…」とおっしゃっていましたが、私はむしろ“山道”と“自然環境”を推しポイントに。オンライン内覧の際には、霧島連山が映る動画や、道の駅での買い物シーンを組み合わせ、「ここに住めば週末はトレッキングと新鮮食材でご飯が楽しめます!」とアピールしました。
すると、実際にハイキング好きの若いご夫婦が興味を示し、現地をご案内。ちょっとした山道も「適度な運動になって面白いですね!」と好評価でした。
内覧後に周辺施設や湧き水スポットを回り、高原町の雰囲気を気に入ってくださった結果、そのまま契約が成立。売主さまは「逆に自然が武器になるなんて…」と驚かれていましたが、家が新しい形で生まれ変わる喜びを感じておられました。
ちょこっと一言
私、中村は昔から霧島連山の雄大さに魅了されているんです。高原町に行くと空気が澄んでいて、深呼吸するだけで元気が湧いてくるような気がします。
そんな環境で暮らせる空き家が放置されているなんてもったいない! ちょっと手を加えて、“自然派移住”を求める方の素敵な拠点にしてみませんか? 空き家売却のお手伝い、全力でサポートいたします。
この記事は宮崎市在住、不動産会社社員・中村(女性)が、高原町観光情報や移住支援の資料などをもとに執筆しています。事実と異なる点などございましたら、ご連絡ください。