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わたらせ渓谷鐵道と清流の街!みどり市の空き家売却

はじめに

はじめまして、不動産仲介を担当している篠宮と申します。
群馬県内を中心に空き家売買をサポートしているのですが、最近「みどり市の物件」を探している方からのお問い合わせが妙に増えているんです。


みどり市といえばわたらせ渓谷鐵道で有名ですが、「それがどう空き家売却に関係するの?」と疑問を持つ方も多いでしょう。
実は、“渓谷×鉄道”という二重の魅力があって、自然と鉄道好きにとってはたまらないスポットなんですよ。

今回は、そうした“鉄道&自然派”がどうしてみどり市の空き家を求めているのか、そして高値で売るコツは何か――私なりにまとめてみました!

1. みどり市の魅力:わたらせ渓谷鐵道と清流

1-1. わたらせ渓谷鐵道の風情

わたらせ渓谷鐵道(通称“わ鐵”)は、足尾銅山や渡良瀬川の渓谷を縫うように走るローカル線。トロッコ列車も運行しており、鉄道ファンやカップル・ファミリーが絶景を求めて乗車するんです。

私、篠宮も初めて乗ったときは「これが関東か…!」と驚くほど大自然と鉄道のコラボが美しくて、ほんとに感動しちゃいました。
そんなローカル線があるからこそ、みどり市は“鉄道好きの聖地”とも言えるんですよ。

1-2. 清流やアウトドアレジャー

みどり市は渡良瀬川や草木湖など、水の美しさが印象的なエリア。
ラフティングやカヤック、渓流釣りといったアクティビティを楽しむ人が年々増えているんです。

こうしたアウトドアレジャーが通年で可能になると、「拠点があれば気軽に通えるのに」と思う層が出てきますよね。
そこに“空き家が築古でもいいから手頃な価格で欲しい!”というニーズが生まれるわけです。

1-3. 都内からも“意外と行ける”距離

車なら2~3時間、電車でも高崎や桐生を経由してアクセス可能。
わたらせ渓谷鐵道自体を目的とする観光客もいるので、「週末の鉄旅」「平日のリモートワーク」といった二拠点生活が可能。
都会の喧騒から離れて、ここでのんびり暮らしたい層には魅力が大きいんですね。

2. “鉄道&自然派”が空き家を求める理由

2-1. 鉄道ファンの撮影&拠点需要

鉄道好きには“撮影スポットを巡る”という趣味があり、わたらせ渓谷鐵道の春の桜や秋の紅葉を背景に写真を撮りまくるファンは少なくありません。

そういう方が「年に何回も来るなら、いっそ拠点を買ってしまおう」なんて考えるケースが増えているんですよ。
特に築古でも、撮影機材置き場や仲間との合宿所としての需要があるんです。

2-2. アウトドア活動のベースキャンプ

川や湖、山でのキャンプ・カヤック・トレッキングを楽しみたいグループにとっても「民泊を利用するより、いっそ空き家を買ってしまった方が自由度高いじゃん!」となる事例が少なくありません。

みどり市なら四季を通じて異なるレジャーが楽しめるので、“年間を通じて利用する価値”を感じるんですね。

2-3. カフェや宿泊施設への転用

トロッコ列車に乗った観光客や、アウトドア目的の旅行者をターゲットに、小さなカフェや宿泊施設を開業したいという投資家も狙っています。
ローカル線の沿線は旅情を誘うので、「駅から徒歩圏なら多少古い物件でも面白いかも」と思う方が多いんですよ。

3. 空き家を“鉄道&自然派”に売るコツ

3-1. わたらせ渓谷鐵道との距離や時刻表を調べよう

駅や撮影スポットまでどのくらいの距離か、「徒歩○分」「車で○分」といった情報をしっかり提示すると、鉄道ファンや観光業向けの買い手の反応が変わります。
時刻表やイベント運行日も把握しておくと「ここでSL体験(場合によっては)を楽しむのもいいかも」なんてアイデアが生まれるかもしれません。

3-2. 四季の写真を用意する

春の桜、夏の深緑、秋の紅葉、冬の雪景色――みどり市は四季の変化が本当に美しいんです。
もし物件の周りでも季節ごとに違う風景が楽しめるなら、写真を撮ってアピールしてみましょう。
実はこれ、“鉄道&自然派”にはめちゃくちゃ刺さるポイントなんですよ。

3-3. 駐車場や整地の可能性

アウトドア好きや鉄道ファンは“荷物が多い”なんてこともあるので、車での移動が前提だったりします。
駐車場スペースや倉庫がある空き家は「道具や機材を置ける」と評価され、高値に繋がることも。
もし雑草だらけでも、最低限整地しておくと内覧時の印象が違うんです。

4. みどり市の売却エピソード

築古物件が“鉄道&自然派”にあっさり選ばれた話

先日、私・篠宮が担当したのは、みどり市の山あいにある築40年の木造住宅。駅からは車で15分ほどで、売り主のEさんは「そんな駅遠物件、売れる気しない…」と嘆いていました。

でも私が現地を見たところ、庭からの景色が素晴らしく、わたらせ渓谷鐵道の撮影スポットまでも車で20分。
しかも裏山には清流が流れていて、小規模なキャンプなら庭で可能そう。
これは“鉄道&自然派”に響きそうだと直感しました。

そこでSNSで「駅までの距離はあるけれど、わたらせ渓谷鐵道の絶景撮影スポットが近い! 庭でBBQ&星空観察も最高!」とアピール。すると都内在住の40代男性から問い合わせがあり、「趣味で写真撮影とキャンプが大好きなんですが、ここならトロッコ列車も撮れてアウトドアも楽しめるのか…!」と食いついてくれたんです。

内覧当日は大雨だったんですが、男性は「雨の日の鉄道写真も味がある」「庭にタープを張ってBBQすれば雨でも楽しい」とポジティブ発想満載。
Eさんは「こんなボロい家でそんなに盛り上がれるの?」と戸惑いぎみでしたが、結局その男性が「DIYで改装すればさらに面白くなる。ここを撮影拠点にしたい!」と即決に近い形で購入を申し出。
査定額にちょい上乗せした価格であっさり契約がまとまり、Eさんは「鉄道ファンってすごい…」とひたすら驚いてましたね。

5. まとめ

みどり市はわたらせ渓谷鐵道を中心に、渓流やキャンプ、トロッコ列車など“鉄道×自然”の魅力がぎっしり詰まったエリアです。
空き家売却の際に、この“二刀流”の楽しさをしっかりアピールすれば、“鉄道ファン”や“アウトドア好き”にとっては宝の山のような物件に映る可能性が高いんですよ。

築年数が古いから、駅から遠いから…と悲観する前に、「撮影スポットやレジャースポットはどのくらい近いのか」「庭や倉庫はどう使えるのか」を積極的に情報発信してみてください。

私、篠宮も何度か目撃してきましたが、一見売れなさそうな家が“SL写真の神スポット”として高値になったり、“キャンプ拠点としてのDIY物件”が即決されたりと、何が起こるか分かりません。

もしみどり市に空き家があるなら、この“鉄道&自然派”の角度で光を当ててみてください。
意外と身近にある絶景が、あなたの物件を次の“奇跡の売れ筋”に変えるかもしれませんよ!

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