おっさんがマリカーTAで本気出してみた
きっかけは、フォロワーさんが投稿したツイートから。
「今更ながらスーファミのマリカーTAで1分切れるかどうか、会社の先輩と張り合ってます!」
ツイート主は20代の若者。
わからない人のために、TAから説明しよう。
TAとは「タイムアタック」の略。
決められたコースをどれだけ早く走るか、タイムを競う物である。
一番最初の初心者コースで、上手い人は1分を切って走り抜ける。
しかし、その若者が言うには、ショートカットなしでも1分を切れるらしい。
中学生の頃、やり込んでた記憶があったのでこういうやり方ならタイム短縮できるんじゃない?っていうリプをしたら、
「あきうめさんも参加しましょうよ!」
残念だ。若者よ。私はスーファミのマリカーなんて………
あ、ミニスーファミお友達から貰ったけどゼルダやったっきり埃被ってるわ。
このミニスーファミにもドラマがあるんだけど、それはまた別のお話。
じゃあ参加しますか!でやってみる。
んまぁ下手くそ。びっくりするくらい下手くそ。
思わず失笑してしまうほど。
「いやぁなかなかタイムは伸びないというか、初心者に戻っちゃったね」
なんてツイートすると、その若者から
「やっぱり反射神経鈍ってるんですよ!年齢重ねてるから」
…………ほぅ?(怒)
いや、多分彼はいい子なんで、何気ない一言かもしれない。だがしかし、この一言でおっさん根性に火がついた。
とにかく時間があればマリカーTA。
しかしながら嫁から言われているゲームの時間は1時間(小学生かよ)
その1時間でいかにタイムを短縮させるか。
ロケットスタート(通常より早くスタートできる)は必須、その上で障害物に1度も当たらずスピードを落とさないまま、カーブをいかに内側で回るか、最短コースはどこか…など試行錯誤しながら、
時には嫁が出掛けた合間に3時間マリカーTAだけやってるとかそんな努力を重ね、左手の親指が腫れるかと思うほどの痛みを伴った結果、
最速記録更新。
若者は何度やってもこのタイムを更新できなかったらしく、
「すげーっす!あきうめさんすげーっす!」って言ったきり
その後1年ツイートされてない(ちょっと盛ったけどほぼ事実)
まぁ大人げなかったかな、と思いつつも、
「やれば!できる!」って事を証明できたし、
やっぱりゲーム好きなんだなって改めて思うのだった。
尚、マリカーはタイムアタックばっかりやってる割に、全く先に進んでいないどころか
私もツイートのやり取り以来ミニスーファミを触ってない。