子どもが育つ日記 時短勤務

2020年1月28日（火）

この日から仕事に復帰した。
といっても、家でやるべきことは変わらないので、時短勤務を申請済。
通勤に時間はかかるが、そこも含めて理解のある職場だと思う。
これで職場が自宅から近ければなーと思うが、ぜいたくは言わない。

通勤途中、『生きづらい明治社会 不安と競争の時代』を読む。
貧困はがんばらないせいという、通俗道徳の罠に着目した本で、今読むと一層、考えさせられる内容だった。
今の自分の状況が、自分の能力で制御できない部分で、「運が良かった」ことによって成り立っていることは明白なわけで、その逆の状態に簡単に陥ってしまう可能性だって、同じくらいあるのだ。
そういう極端な社会って、単純にツラくてイヤだなと思うし、その気持ちを大事にしつつ、社会に向き合っていきたいと思うのであった。

2日半、突然空けてしまった割には、それほど仕事はたまっていなかった。
周囲のサポートがとてもありがたかった。
退社時間まであわただしく業務をこなす。

帰宅後、炊事〜長男の世話〜洗濯など、さらにあわただしくすごし、就寝。
たいへんだがそれなりに楽しんではいるものの、赤子とあまりふれあえてないなと、寝る前にふと思う。